【要注意】ブラック企業の見分け方 面接での特徴的な質問

ブラック企業の見分け方に関する疑問
  • ブラック企業という言葉はよく聞くが、就職前に確認する方法はあるのか
  • ブラック企業での面接は、どんな質問が多いのか
  • ブラック企業での面接は、どんな雰囲気なのか
  • ブラック企業の面接のステップ(流れ)は、どういう傾向が多いのか
  • ブラック企業の可能性がありそうな場合、面接対策はどうしたらよいのか

入社以前にブラック企業を100%把握することは、とても難しいことです。

ある程度、求人掲載数や口コミなどにより一定の仮設を立てることはできますが、実際には「ホワイト企業のフリをしたブラック企業」も多く存在します。

私もあえて経験のため色々面接を受けた経験としては、ホワイト企業のフリをして接触してくることが圧倒的に多いと思います。

今回は、企業情報が少ない、ブラック企業か事前に十分な判断ができていない、という状況を前提に、面接での注意点や見分け方のポイントをまとめてみました。

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目次

1.本記事のテーマ

  • ブラック企業の面接の特徴
  • 面接時における社内の雰囲気から読み取れる情報
  • 面接時の有効な質問


2.著者の経験

これまでの主な職歴は、人材サービス業とコンサル業での勤務です。

人材サービス業では14年間勤務し、約3,500名の求職者のみなさんへお仕事をご紹介してきました。また、コンサル業では7年間人事業務に携わり、新卒や中途採用、教育・研修などを行ってきました。


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3.ブラック企業の面接の特徴

私が経験のために色々受験し、面接を行った企業にもブラック企業は確かに存在しました。

どの業界のどこの企業とは記載することはできませんが、やはり、一般企業にはない雰囲気や面接時の特徴がありました。なんとも言えない違和感をやっぱり感じるんですよね。

人材会社での勤務時代も、ブラック企業と呼ばれる企業の採用担当者には特色がありました。

基本的に長期的な人材育成の観点がない(=使い捨て)ことが原因です。

私の経験から感じる、ブラック企業における面接の特徴をまとめてみました。
あくまでも私の主観に基づくものですので、留意の上、読み流してください。

POINT
面接の回数が少ない

ホワイト企業であっても、一定の採用枠までは現場担当者(エリアマネージャー程度)レベルに、しっかりと採用に関する権限が委譲されているケースもあります。

そういった場合を除き、ブラック企業の特徴のひとつとして面接回数が少ないことが挙げられます。

わずか1~2回程度で内定がでる、面接担当者も現場担当レベルである、などの場合は少し注意が必要です。

理由としては、何処のどこの企業もコストの大半は人件費です。直接的な給与支給のほか、教育研修費、退職金などかかる費用は大変大きな金額になります。

このことから、途中で退職されることこそ、企業にとっては一番のダメージと考えるのが普通の会社の思考です。

そのため、面接は慎重を期して、段階的に上席の評価を確認し採用することが必然的に必要になります。

POINT
企業説明、理念、計画などの説明が極端に少ない

企業説明については、パンフレットの読み流しが主体であり、本来一番伝えるべき企業の将来性や、企業自体の中長期計画など全く理解もない担当者もおりました。

説明事項は、今手元にある「求人」についての内容のみです。

中長期的な会社の方向性や、目指す会社のゴールイメージも理解がないため、当然具体的な人材育成プランや、キャリアアップなどの説明が出てくるはずもありません。

もしくは、会社自体もその面接担当者に対して、何も教育をしていない証拠かもしれません。

会社のビジョンについて説明が薄い場合は、少し注意をすることと、併せて質問をしてみることも効果的です。

しっかりとした回答が出ない場合は、断る決意を持ちましょう。

POINT
面接時間が極端に短い、極端に長い

一般的な面接時間は、体感として概ね30分から1時間程度の内容かと思います。

私が受けたブラック企業は、極端に短い・極端に長いのどちらのケースもありました。

いずれ、成果主義の企業が多く、業界的にも偏りがあります。

この手の会社の特徴ですが、成果を出せば高給料、成果をだせなければ一般的なアルバイトより低い、もしくはペナルティがあるなどの内容が多いことです。

  • 面接時間の短い企業
    1回の面接は15分程度で終了し、次のステップの案内の連絡を受けます。
    そして二次面接で概ね採用の通知を受けるケースが多かったと感じます。

  • 面接時間の長い企業
    1回の面接が、2時間程度に及ぶものもありました。
    そして、面接回数も5回に及んだケースも体験しました。

    業界などを申し上げてしまうとイメージが浮かんでしまいますので割愛しますが、基本的には精神論的な内容(異常なほどの社会貢献、人材育成、キャリアプラン、高収入)が4回、そして最終面接で実際の条件提示という運びでした。

    最後の最後で正体をだすという手法です。

    ここまで引っ張られると、可能性として気の弱い方や、気の優しい方は断れないという気持ちがでてくるかもしれません。

    そのまま引きずりこまれる可能性が高まりますので、はっきりとNOをその場で言いましょう。
    相手も分かってやっているので、恐れず即答しましょう。
POINT
労働条件について説明が不明瞭、幅が広い

前提として、極端に給与の幅が広い求人は、その時点で注意して面接に臨みましょう。

実際の面接では、基本的に成功者の好事例(高待遇)ばかり強調されます。

私が受けた企業も、この目標をクリアすればプラス何十万、これを継続すると何百万、インセンティブで何十万、などど、もうどうでも眉唾ばかりの良い内容ばかりでした。

基本給や手当、福利厚生などもあいまいな回答ばかりで、具体的な回答は曖昧です。

その場合は、そのハードルをクリアできない場合の「実際の給与」を、必ず確認してください。

大半、面接官は急に言葉に詰まります。

そしてしぶしぶする回答は、3か月で達成できない場合は激しい減給や、半年で結果が出せない場合は退職など、目を疑う回答がでてきます。

最終的に、私が採用された場合の年収を確認すると、最初は実績がないのでという理由から、求人票で提示されている給与額の5分の1、ないしは7分の1程度でした。

この時点で詐欺の世界です。

POINT
日程の連絡が曖昧であり、段取りが不十分

いつまでに次の日程について連絡をすると約束していても守られず、こちらから連絡しても謝罪の一つもない。
また、急に候補日を上げられ無理な日程を強いられるなどの特徴があります。

人事(採用)は企業の象徴だと思います。こうした連絡遅延や約束の放棄などがこの会社では当たり前の文化として存在していると考えられます。

実際にブラック企業までいかないものの、採用までの流れでこうしたあいまいな対応がある企業は、最終的に一事が万事のケースが多い印象です。

給与制度であり、昇格基準であり、後々に後悔する可能性=退職リスクが高まります。

POINT
家族やプライベートの人間関係を執拗に確認される

実際に体験しましたが、精神論や社会貢献などのPR面接が終えたあと、次の面接までに「あなたが声をかけられる知人・友人を100名書いてみよう!」といった書類を渡されました。

あまりの馬鹿馬鹿しさ呆れてしまいました。

そして、100名くらいかけないようでは、この仕事で成功して好待遇を得ることはできませんよと、高圧的な部分も見えてきました。

この段階までに、いかにも優良企業のようなそぶりで面接を4回ほどこなし、この結末でした。

その場で面接を断りましたが、先方からも私には断られると感じていたと話されました(笑)

なかなか断れない雰囲気がかなりでているので、勢いに押される方は要注意です。きっぱり断りましょう。

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4.面接時における社内の雰囲気から読み取れる情報

社内の雰囲気を読まれることを嫌い、ホテルや指定会場で面接を実施するケースの方が多いと思います。

しかし、最終面接など会社の訪問する機会ができた際には、必ずチェックしてください。

明らかに、一般の会社の雰囲気と異なるものを感じることができるはずです。

  • 社内に売上目標、利益目標などが記載された掲示物が非常に多い。
  • 目標達成者の名前を掲示されており、まるで選挙に当選でもしたかのような花札が名前に付けられている。
  • 社内が乱雑で、ほぼ外出が多い営業職しかいない印象がある。オフィス内も清潔な印象がなく、活気を感じることができない。
  • 社員がいる時間帯の場合でも、笑い声やビジネスの会話などはほぼ聞こえてこない。
  • 服装に品がない。おそらく成績を出している方とそうでない方の差の表れと感じますが、よれよれの服装の方もいれば、ブランド品に包まれた方もおりました。人間観察も有効です。
  • オフィスビルでなければ、通勤している私有車を確認することも有効です。高級車がずらりと並んでいる会社は、私にとってある意味異様な感覚でした。



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5.面接時の有効な質問

ブラック企業と呼ばれる企業は、基本的に労基法違反が常態化している会社です。福利厚生や育成・教育についても配慮はありません。

面接時に、以下の質問をすることで100%の見極めは難しいですが、一定の判定の目安にはなると考えます。

質問に対して回答をしにくい=回答したくないということなので、回答をする際の面接官の様子もしっかり確認してください。

(1)毎月の平均残業時間は何時間ですか

過重労働の有無を図る質問になります。

閑散期と繁忙期で異なる、人によって異なる、全体とすると何時間などとはぐらかされるケースは要注意です。

少し踏み込んで、実際に自分が応募する職種の残業時間なども併せて、具体的に確認することが有効です。


(2)残業代は全て支給されるか

36協定に従い、適切な残業手当(普通残業、休日残業、深夜残業など)が支給されているかを確認する質問です。

この場合も、みなし残業代制度を導入しているなどと濁されるケースもあります。

みなし残業は、あくまでも残業時間を把握できない外勤者(営業職)などに適応する制度です。そして、36協定に従いみなし残業代の上限値は、月間で45時間になります。

最大45時間を超えた場合は間違いなく、追加の残業代支給が必要になります。


(3)キャリアプランについて確認する

社員を長期的に成長させていく環境、意識があるかを確認する質問です。

基本的には成果主義が多いと想定されるため、明確なキャリアプランを持っていないことが多い印象です。

結果を出すことがキャリアアップの前提という話であれば、キャリアプランは無いに等しいと考えてよいと思います。

(4)教育研修制度(福利厚生)の内容を確認する

上記同様、長期的な社員の成長を促す環境を持っているかを確認する質問です。

一般的には社員のスキルアップ、モチベーションアップのため、各種の教育研修制度が整備されています。

通信教育もあれば、勤続年数や昇進に応じた階層別研修も用意されていることは少なくありません。

ブラック企業の場合は、極論使い捨て体質にあるため、将来への投資である教育研修制度の内容を確認することも有効です。

(5)「業界未経験OK」、「職種未経験者OK」の理由を確認する。

こちらも人材育成のバックグラウンドがしっかりと整備されいるかの質問です。

ブラック企業は入社してもすぐに退職されてしまうため、能力を問わず人材を採用する傾向があります。

最初は先輩社員が同行する、その後も定期的なOTJでフォローするなど、漠然とした回答である場合は、もう少し具体的に説明いただくように確認してみてください。

おそらく、特に具体策はないと想定されるので、「入社した皆さんはそうして結果を残しているので安心してください」、というような締め方の場合は注意が必要です。

加えて、「やりがいがある」「難しい仕事ではない」「アットホーム」などの単語でごまかされる場合は、そもそも育成プランに関心がない証拠です。

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