40代転職 ブラック企業求人を見分ける 求人票7つのポイント

ブラック企業求人の見分け方の疑問
  • 求人票のどこをチェックしてよいかわからない
  • 最初から給与が高すぎる、ブラック企業?
  • 給与の幅がすごく広いが、自分はどの程度もらえるのかわからない。
  • 対象となる方が業界・職種ともに未経験OKだが本当なのか
  • 何度もオファーが来る会社は本当に自分を必要としているのか

今回は、就職や転職において必ず目にする求人票の見方や、押さえておきたいポイントをまとめてみました。

40代の転職においては、年齢的に次の転職は非常に厳しい状況が予想されるため、俗にいうブラック企業への転職リスクはできる限り下げたいものです。

と言っている私は46歳の転職時に、半ブラック企業へ就職してしまい、約2年間を棒に振ってしまいました。

40代半ばも迎えてくると書類選考の通過率が極端に下がります。そして、内定取得率もさがることから、当然ですが焦りが生まれます。

当初、ここは必ず守ると決めていた就業条件(給与、勤務地、職種、ポジションなど)でさえも、ようやく得た「内定」という言葉で、何か理由をつけて下げてしまうケースもあります。


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目次

1.本記事のテーマ

  • 求人票の特性について
  • 求人票で特に注意して確認する7つのポイント
  • 転職サイト担当者の所感欄について

2.著者の経験

これまでの主な職歴は、人材サービス業とコンサル業での勤務です。

人材サービス業では14年間勤務し、約3,500名の求職者のみなさんへお仕事をご紹介してきました。また、コンサル業では7年間人事業務に携わり、新卒や中途採用、教育・研修などを行ってきました。

転職や就職情報のほか、面接時の雑談や、お仕事場での日常的なコミュニケーションツールとして、日々のニュースやトレンドの情報も、お伝えしていきます。

3.求人票の特性について

極論かもしれませんが、求人票は「企業側に都合の良い内容が書かれている」、ということ前提で見ていくことをおススメします!

明らかに法令違反の記載などがある場合は、転職エージェント側でNGを出すケースはありますが、基本的に企業側に優位性があります。

私自身が人材サービス業で勤務していた際も、確認を進めるにつれ、なかなかのブラック企業ぶりが見える企業もありました。
そういったケースは概ね、求人内容を良く見えるように最終的に構成を考えて掲載してほしいと、依頼を受けるケースが多かったです。

私は、当時からこうした企業は潰れてほしいと考えていたため、応募者の皆さんには、私の感じた印象をそのままお伝えし、応募の判断をしていただいておりました。

転職サイトのヒアリングは、決して完璧ではありません

企業に対する求人内容のヒアリングについては、大手であっても各転職エージェントに在籍する担当者のレベルや、経験値に左右される部分が大きいのが実態です。

しかし、面接に行って条件が異なる求人があった場合、必ずしも転職サイトが悪いとも言い切れません。

企業によっては都合の悪いことを話さない、あるいは隠している場合も多く、転職エージェントが企業の実態を把握することはとても難しいことなのです。

ちなみに私は誰もが知っている大手転職エージェントから紹介を受け、入社した企業がありました。

しかし、入社後の条件があまりにも求人票や面接時の説明と異なり、退職し改めて転職した経験があります。

具体的には勤務内容が全く違う、賞与は年2回とあったが設立から一度も支給されていない、キャリアプランについても人事は何もしらない、などなど本当にどうしようもない転職でした。

正直、大手転職エージェントでも、こういうケースは存在してしまうことが現実です。

そのため、自分を守るためにも転職サイトで一定の条件を確認することに併せ、自分自身で企業情報を確認することが本当に重要です。

私は気になった企業については、以下の方法で企業情報を補足していました。

STEP
企業ホームページを隅々まで確認する

企業情報として、業績や新卒の採用人数、採用学校などが掲載されています。
他、転職サイトに掲載していない自社求人を確認することができます。
比較対象として理解しておくと、面接の際に自身の給与確認などに使える項目などを、発見することができる場合もあります。

STEP
会社四季報を確認する

四季報は企業の特色や注目するべき材料、業績、財務内容、株価などを取りまとめた期間雑誌です。
ただし、掲載対象は原則として株式市場に上場している会社になります。
以外に見始めると面白くて見入ってしまいます。

STEP
SNS(X、インスタ、Facebookなど)を確認する

実は以外に利用価値は高いと思います。
社長自身がツイートしているケースもあれば、社員がツイートしているケースもあります。
また、社長とその他の方のやり取りなどからも、社風が伺えます。
例えば「採用はエージェント任せで十分、それを会社が行うことは非効率!」などのツイートをしている社長もいました。
仮に思っていても、わざわざ言わなくて良いのでは?と考えてしまいます。
直接的な確認ではありませんが、風土など感覚的に捉えることができると思います。無料なものは利用しましょう!

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4.求人票で特に注意して確認する7つのポイント

求人票で特に注意してみていただきたいポイントです。不明な点があった際には転職サイトに事前に確認をするか、面接の際に直接確認を行ってください。

回答がはぐらかされる場合や、相手が言葉に詰まる場合などは、注意が必要です。

前述の企業もそうでしたが、面接を受けると求人内容と全く給与体系が異なる話をする会社や、内定後に面接で話していた条件と180度異なる雇用条件通知を一方的に送ってくる企業もありました。一応、名前は伏せますが全国展開の企業です。

はっきりと質問に回答できない企業や何か、皆さんが何か違和感を感じた企業には、絶対に転職してはいけません。

(1)仕事内容

一日の流れなど大まかな事柄の記載が多く、具体的な業務内容が薄い場合や、お客様のよろこびや感謝、安心などの抽象的な記載が多い場合も注意が必要です。

メールで転職エージェントへ質問をしましょう。

(2)応募対象者

特に、「30代・40代OK」、「業界未経験OK」、などの誰でも良い的な求人は特に注意してください。
経験上、ほぼ良い印象はありません。

間口を広げて募集したい心情は察しますが、広すぎるということは、本来来てほしいと想定する応募者以外も殺到するということです。

単純に採用基準を満たさない応募者が多くなることは、普通であれば担当者の無駄な業務の増加につながるため、避けることが通常です。

いわゆる何らかの事情があり、採用してもすぐ辞められてしまうような、職場環境であることが想定されます。

(3)給与

一般相場(地域相場)から見て、極端に高い給与提示求人は注意が必要です。

初年度の年収幅が極端に広い、入社祝い金など意味が分からない給与がある、経験年数がわずか数年で800万円~1,0000万円など常識を逸脱している、業績連動給が設置されている、などの場合は、そのとおり結果を残せた場合の給与が記載されているだけです。

平均年収が高いのは、結果を残すことができなかった社員は退職しているため、必然的に分母が少なくなることから、平均は高くなります。

(4)休日

「週休2日制」の表記も確認が必要です。
どちらの場合も、土日が休みとは限りませんので併せて確認してください。

  • 完全週休2日制は1週間のうちに2日休みがあります。
  • 週休2日制の場合は「1ヶ月のうち、2日以上の休みがある週が少なくとも1回あり、ほかの週は1回以上の休みがある」制度を指します。
    毎週2日休みがあるわけではないので、より確認が必要です

(5)残業代

近年は「みなし残業代」や「固定残業代」といった制度を取り入れている企業も多くあります。

労使協定である36協定により、1か月45時間以上は残業してはいけないという原則から、こうした固定残業の上限(1か月)は45時間とされています。

ただし、本来は45時間を超えた分は残業代を払わなければならないにも関わらず、こうした制度の利用により実際は支払われていないということも多く聞きます。

現実的な一般社員の平均残業時間を確認しましょう。

(6)賞与支給実績

賞与あり、年2回」などの表記はよく見かける内容です。しかし、規定上そのようになっているだけで、実際に支給されているかどうかは別物なのです。

例えば、昨年、一昨年の平均賞与支給実績を確認してください。企業機密などの返答で濁される場合は支給実績がない場合があります。

極論、規定はあるが一度も支払われたことがないというケースです。一応、嘘は言っていないのかもしれません。。

転職後に気が付いても後の祭りです。泣き寝入りしかありません。必ず面接の際に確認しておきましょう。

(7)勤務地

いわゆる総合職(全国転勤可能)、地域限定職(転勤エリア指定)などの制度を確認しましょう。

初任地は希望勤務地であっても、すぐに転勤を命じられる可能性もあります。

一般的には給与差が生じる項目ですので、自身のライフスタイルをしっかり考えて応募してください。

くれぐれも、採用段階で「ほとんど転勤がないので、一応、給与も高いので総合職にしておきますね」、などのうたい文句には絶対に乗ってはいけません。

数か月勤務して実績が出ない場合など、遠くに異動を命じられることがあります。

自身が認めて入社した以上、退職の場合は自己都合退職となります。

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5.転職サイト担当者の所感欄について

前段のとおり、優位性は依頼主である企業に偏重しているため、絶対に良いことしかかいていません。併せて先輩社員のメッセージやインタビューも同様です。

ここで悪い部分をさらけ出しているところがあれば、むしろ好印象かもしれないですね。

口コミサイトなどの「先輩からのメッセージ」の方が、ある意味有用かもしれません。

こちらはこちらで読み込みにあたり注意は必要ですが、少なくともそういう経験や思いをしている人がいることは確認できます。

私自身もよく利用していましたが、あくまで総合判断の一つとして利用していました。

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