2024年の紅白歌合戦でB’zのサポートメンバーとしてドラムを担当したのは、シェーン・ガラース(Shane Gaalaas)さんです。
B’zのサポートメンバーとして知られ、力強く、正確なリズム感が特徴です。
使用するドラムセットは多様で、ロックからジャズまで幅広いジャンルに対応しています。
シェーンさんのプロフィールや、これまでの活動をまとめてみました。
1.本記事のテーマ
- 「シェーン・ガラース」プロフィール
- プレイスタイルの特徴
- これまでの主な活動
2.「シェーン・ガラース」プロフィール
「シェーン・ガラース」プロフィール
職業:ベーシスト、シンガー、ソングライター
生年月日:1967年8月8日
身長:180cm
体重:68kg
血液型:AB型
出身地:カナダ、アルバータ州
所属:なし、ソロアーティスト
ジャンル:ヘヴィメタル、ハードロック、ロック、ポップ趣味:マウンテンバイク、ハイキング、サーフィン、アイスホッケー
特技:ギターやパーカッション、ボーカル、ベースなど多様な楽器を演奏する能力
使用ドラム:パール(Pearl)
影響を受けた人物:ピーター・クリス(KISSドラマー)
シェーン・ガラースさんとB’zの出会いは、1999年に横浜アリーナで行われたライブに遡ります。
シェーンさんはそのパフォーマンスを通じてB’zのメンバーと出会い、互いに強い印象を残しました。そして、2002年には正式にB’zのサポートメンバーとして加わることになります。
3.プレイスタイルの特徴
シェーン・ガラースさんは、非常にテクニカルなドラマーとして広く知られています。
演奏スタイルは、複雑で緻密なリズムを駆使し、多くのドラマーに影響を与えています。シェーンさんの特徴をまとめてみました。
- ドラミング
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ジャズやフュージョンの要素を取り入れたものであり、聴衆を魅了する力強さと繊細さを兼ね備えています。
- 幅広いリズムの対応力
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シンプルなビートから複雑なリズムまで柔軟にこなす能力を持ち、さまざまな音楽ジャンルに適応することができます。
この柔軟性は、彼がB’zのサポートドラマーとして活動する際にも大いに役立っており、楽曲の要求に応じてリズムを変化させることで、バンド全体のサウンドを引き立てています。 - 多様な音色
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様々なな部位を使い分けることで、多彩な音楽表現を展開し、聴衆に新たな体験を提供します。
例えば、シンバルやタムを巧みに組み合わせることで、楽曲に深みを与え、感情を豊かに表現することが可能です。このような音色の使い分けは、彼の演奏に独自の個性を与えています。 - フットワーク
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ダブルペダルを駆使した、高速なフットワークが特徴です。
シェーンさんのフットワークは、リズムの複雑さを増すだけでなく、全体のダイナミクスを高める役割も果たしています。
4.これまでの主な活動
B’zサポートメンバーとしての活動
シェーン・ガラースさんは2002年から2018年までの長期にわたり、B’zのサポートメンバーとして活動しました。
この期間中、シェーンさんは数多くのツアーやレコーディングに参加し、B’zの音楽スタイルを支える重要な役割を果たしました。
松本孝弘さんから「ドラムの神様」と称賛されるほどの技術と表現力を持つ彼は、B’zの音楽に欠かせない存在となり、その影響力は今もなお続いています。
その他の活動
シェーンは、ディーゼル・マシーンやコズモスクワッドといったバンドに所属し、彼の音楽的な基盤を築いてきました。
ディーゼル・マシーンでは、彼のテクニカルなドラミングがバンドのサウンドに大きく寄与し、コズモスクワッドではフュージョンの要素を取り入れた多彩な演奏を展開しました。
ソロ活動では、彼自身の音楽的なビジョンを追求し、様々なスタイルを取り入れた楽曲を制作しています。これにより、彼はドラマーとしてだけでなく、作曲家としての顔も持つようになりました。
現在は、Toqueというバンドで活動しています。
【ソロアルバム】
- 2003年、初のソロアルバム『Primer』をリリース
このアルバムは、シェーンさんが作詞、作曲、演奏を手がけたオリジナル作品で、音楽的才能を示す重要な作品となりました。『Primer』には、B’zの楽曲「裸足の女神」のカバーも収録されています。
また、稲葉浩志さんがブルースハープで参加されています。 - 2005年、2作目のアルバム『HINGE』をリリース
- 2013年、3作目のアルバム『Ascend』をリリース
- 2015年、4作目のアルバム『Bitter Suites from the Red Room』をリリース