1990年代の音楽シーンを席巻し、今もなお多くのファンに愛され続けるロックシンガー・相川七瀬さん(50)が、2025年9月19日、2001年に結婚し24年間連れ添った旦那さんとの離婚を発表しました。
デビュー30周年の節目を迎えた今年、なぜ相川さんは「夫婦を卒業」という選択をしたのでしょうか。その背景には、現代の夫婦が直面する深刻な問題が隠されていました。
本記事のテーマ
- 相川七瀬さんってどんな人?ロックの女王の軌跡
- 旦那さんはどのような人?23年間の結婚生活
- 現在の家族構成と子どもたち
- 離婚の理由を本人が告白
- 再婚の可能性は?現在の心境
1.相川七瀬さんってどんな人?ロックの女王の軌跡
デビューから現在まで

相川七瀬さんは1975年2月16日生まれ、大阪府出身の歌手です。
1995年、20歳の時に織田哲郎さんのプロデュースによるシングル『夢見る少女じゃいられない』で歌手デビューを果たしました。この楽曲は36万枚を超えるヒットを記録し、彼女を一躍スターダムに押し上げました。
翌年1996年にリリースした1stアルバム『Red』は270万枚を超える大ヒット、シングル『恋心』はミリオンセラーとなり、同年「第47回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしました。
『BREAK OUT!』『Sweet Emotion』など、飾らない女性の心境を歌った楽曲で90年代の音楽シーンを代表するアーティストとなりました。
学業への挑戦
高校中退で芸能界入りした相川さんですが、40代になってから学び直しに挑戦。
2018年に高卒認定試験に合格し、2020年に國學院大學神道文化学部に入学。
歌手活動と子育てを両立しながら2024年に卒業し、現在は同大学大学院に進学しています。

2.旦那さんはどのような人?23年間の結婚生活

相川七瀬さんの元夫は、相川さんより11歳年上の一般男性(A氏)です。
人気絶頂だった2001年2月16日、相川さんの26歳の誕生日に入籍しました。当時、相川さんは「私にとってかけがえのない理解者の1人です」と自身のホームページでファンに向けて結婚を報告していました。
A氏は相川さんの個人事務所の取締役を務め、長年にわたって公私ともに彼女をサポートしてきました。1年以上の交際を経てのゴールインで、現在も離婚後もビジネスパートナーとして関係を続けています。

3.現在の家族構成と子どもたち

3人の子どもたちの成長
相川七瀬さんには3人の子どもがいます。
次男の凛生くんは現在、ドラマーとして活動しており、『第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にも挑戦中です。
相川さんは息子の芸能界挑戦について「努力しないなら応援しない」という厳しいスタンスを取っています。
- 長男:2001年9月生まれ(現在23歳)
- 次男・凛生(りお)くん:2007年9月生まれ(現在18歳)
- 長女:2012年9月生まれ(現在13歳)
新しい家族の形

離婚後も相川さんと元夫は良好な関係を維持しており、子どもたちは両親の家を自由に行き来する「2拠点生活」を続けています。
相川さんは「子どもたちと一緒に暮らしていますが、私も仕事で地方など多いこともあり、元夫との間を自由に行き来するのが当たり前になっています」と語っています。

4.離婚の理由を本人が告白


離婚の時期はいつ頃ですか?



離婚して1年くらいになります。どこかで離婚について自分の口で話さなければいけないと思い、夫婦間でも相談していたのですが、なかなか着地点がみつからず、悩んでいたら1年くらいが経ってしまいました。



離婚の理由は何でしょうか?



家庭で女性が担う役割って、多いじゃないですか…私たちが衝突することで、家族の関係が壊れてしまうのが一番嫌だと思ったんです。それは、私よりも彼のほうが強く感じていたことかもしれないです。



現在の関係はいかがですか?



離婚はしたものの、元夫との間にボーダーは引いていません。今はすごくイーブンになった感じです。家族としていい状態を守るため。


年齢差が生んだ価値観の違い
11歳の年齢差があった夫婦には、結婚24年目になって価値観の違いが顕著になったといいます。
歌手活動をめぐって意見が分かれる場面が増え、特に将来への展望について「静かな老後への不安」を感じるようになったと報じられています。
5.再婚の可能性は?現在の心境


相川七瀬さんは離婚後も元夫との良好な関係を維持しており、現在のところ再婚について具体的な言及はありません。公式発表では「私たちは夫婦を卒業し、家族は新しい形で仲良く元気に暮らしています」と、新しい家族の形を前向きに受け入れている様子です。
50歳という人生の節目を迎え、デビュー30周年という記念すべき年に下した決断について、相川さんは「家族でいるために」という表現を使っており、子どもたちを最優先に考えた結果であることがうかがえます。
現在も音楽活動は活発に続けており、2024年8月の記念ライブツアーは全6公演のチケットが完売、9月には「日本ブラジル友好交流親善大使」としてブラジルのステージに立つなど、アーティストとしての活動は変わらず精力的です。



