【建立900年】平泉・中尊寺を車なしで格安に満喫!地元民厳選の半日モデルコース!

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岩手県平泉市を満喫するため、ぜひ行っておきたいおススメの人気観光スポットを、効率よく回れる「半日コースプラン」をです!

平泉は、岩手県の北東部に位置する小さな町ですが、その歴史と文化の深さは世界的に知られています。ここは、12世紀に栄えた藤原氏の拠点であり、中尊寺や毛越寺といった美しい寺院が点在しています。

特に有名なのが、中尊寺の金色堂です。この建物は、仏教美術の傑作として知られ、マルコ・ポーロも絶賛したほどの芸術性を持っています。金色に輝く堂内は、まさに圧倒的な美しさを放っています。

また、平泉は1993年に世界遺産に登録されました。この地域には、藤原氏の栄華を物語る数多くの史跡が残されており、日本の歴史を感じることができます。

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目次

1.本記事のテーマ

  • 平泉 おススメ半日Aコース 
    平泉駅~毛越寺1H~観自在王院跡0.5H~無量光院跡0.5H~金鶏山1H~平泉駅
  • 平泉 おススメ半日Bコース「中尊寺満喫コース」
    平泉駅~中尊寺~平泉駅

3.平泉 おススメ半日Aコース

平泉駅~毛越寺1H~観自在王院跡0.5H~無量光院跡0.5H~金鶏山1H~平泉駅

出発点
平泉駅

【NEXT】現在地「平泉」から0.9㎞、循環バス「るんるん」3分で次の「毛越寺」到着。

目的地
毛越寺
スクロールできます

仏の世界を表現した浄土庭園は必見です。
毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。その昔には堂塔は40塔、お坊さんは500人を数え、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。
奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失されましたが、現在は大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。
平成元年、平安様式の新本堂が建立されました。

営業時間拝観時間:3月5日~11月4日、8:30~17:00
拝観時間:11月5日~3月4日、8:30~16:30
所在地〒020-0023  岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58 毛越寺 – Google マップ
電話:0191-46-2331
見学時間1時間から1時間30分。
境内の宝物館も見学する場合は、さらに時間は必要になります。

【NEXT】現在地「毛越寺」から0.3㎞、徒歩5分で次の「観自在王院跡」に到着。

目的地
観自在王院跡
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庭園の残るのどかな史跡公園です。
国の特別史跡に指定されている観自在王院跡は、藤原氏二代基衡(もとひら)の妻室が建立したと言われます。
現在は残っていませんが、観自在王院は阿弥陀堂のことで、大阿弥陀堂と小阿弥陀堂がありました。大阿弥陀堂には阿弥陀如来、観音、勢至菩薩の三尊を安置し、堂内の四壁には洛陽の名所地を描き、仏壇は銀、高欄は磨金で出来ていたと言います。
発掘調査によると、観自在王院跡の全容は四囲東西約120メートル、南北約240メートルで南北に長い長方形。南門を入って北には今も残る「舞鶴が池」。池は東西、南北ともに約九十メートルでほぼ正方形です。池の中央南寄りには中島があり、池西岸に荒磯風の石組。その北側には巨大な川石の石組があり、ここから滝のように水が流れていました。
このように舞鶴が池は平安時代の『作庭記』の作法通りに作られていたと言われています。規模こそ小さいながらも、平安時代第1級の浄土庭園であったことがしのばれます。

営業時間
所在地〒020-0023 岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山地内 観自在王院跡 – Google マップ
電話: 0191ー46ー4012
見学時間30分。
現在は寺院はありません。復元された舞鶴が池を散策するコースです。

【NEXT】現在地「観自在王院跡」から0.4㎞、徒歩6分で次の「麺房 高松庵」に到着。

ランチ
麺房 高松庵
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【おもてなしメニュー】暮坪そば、平泉じゃじゃ麺
暮坪そばは、グルメ漫画“美味しんぼ”32巻において、究極の薬味として絶賛されました「暮坪かぶ」。暮坪かぶは、岩手県内で提供している店が少なく、貴重なかぶです。
もり汁におろした暮坪かぶを入れ、そばを口に含むと二八そばと暮坪かぶの風味が究極の味となります。そばは、花巻・北上産の玄そばを使用しています。
「平泉じゃじゃ麺」は、日本初のそばのじゃじゃ麺です。そばにも合う様に前沢牛を使用して“じゃじゃみそ”を作っています。チータンはそば湯でまろやかに。

営業時間11:00~16:00(そばが無くなり次第閉店)
定休日毎週火曜日
所在地〒029-4102 岩手県平泉町平泉字志羅山77-5 麺房 高松庵 – Google マップ
電話:0191-46-5855

【NEXT】現在地「麺房 高松庵」から1.1㎞、徒歩16分で次の「金鶏山」に到着。

目的地
金鶏山
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山頂に経塚がある象徴の山です。
中尊寺と毛越寺のほぼ中間に位置し、平泉を守るため雌雄一対の黄金の鶏を埋めたという伝説が残っています。歴代の奥州藤原氏が山頂に経塚を築いた信仰の山で、平泉のまちづくりの基準となりました。
松尾芭蕉も平泉を訪れた際、「金鶏山のみ形をのこす」とこの山の印象を記しています。また、登り口付近には、義経妻子の墓と伝えられる五輪塔があります。

営業時間
所在地〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉花立44 金鶏山 – Google マップ
電話:0191-46-4012
見学時間1時間
平泉文化遺産センターから頂上まで。ゆっくり登山時間です。

【NEXT】「金鶏山」から1.1㎞、徒歩17分で次の「無量光院跡」に到着。

目的地
無量光院跡
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平等院鳳凰堂を模して建立された寺院跡です。
無量光院跡は、奥州藤原氏三代秀衡によって造営された寺院の遺跡です。
宇治平等院鳳凰堂を模して建立された阿弥陀堂と、その周囲を取り巻く池を中心に伽藍が構成されています。阿弥陀堂の背後(西方)には金鶏山を中央に、なだらかな山並みが連なっています。
奥州藤原氏滅亡後、伽藍が消滅・荒廃し、池は水田化しましたが、遺跡は良好な状態で保存されています。
世界遺産委員会は、無量光院を完成形とする平泉の浄土庭園について「池泉・樹林・金鶏山山頂と関連して仏堂を周到に配置することにより実体化した理想郷の光景」として、高く評価しています。

営業時間
所在地〒020-0023  岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内 無量光院跡 – Google マップ
電話:0191-46-2110
見学時間30分。
現在は寺院はありません。寺院跡を散策するコースです。

【NEXT】「無量光院跡」から0.7㎞、徒歩10分で次の「平泉駅」に到着。

目的地
平泉駅

4.平泉 おススメ半日Bコース「中尊寺満喫コース」

平泉駅~中尊寺(拝観コース10か所)~平泉駅

出発点
平泉駅

【NEXT】現在地「平泉駅」から2.1㎞、循環バス「るんるん」10分で次の「中尊寺」到着。

目的地
中尊寺
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2024年、建立から900年を迎える黄金文化の世界遺産建築。3,000点におよぶ平安美術の宝庫
中尊寺は嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれました。その後、奥州藤原氏初代清衡公が前九年・後三年の役の犠牲者を弔うため、1102年から約20年の歳月をかけ、大規模な堂塔の造営が行われました。
現在、当時の堂塔で残存しているのは金色堂のみとなっています。文化財を保管している讃衡蔵(さんこうぞう)には、約3,000点以上の文化財が残存しています。
かつて、平泉で算出した良質の金は、莫大な富と黄金文化を平泉にもたらしました。マルコ・ポーロが日本を「黄金の国」と呼んだきっかけは、中尊寺の金色堂であったとされています。

営業時間
所在地〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202 中尊寺 – Google マップ
電話:0191-46-2211
見学時間3時間~4時間。
拝観コース約10か所の見どころ満載のコースです。
「おススメ半日Bコース」は、中尊寺内の見どころを順路ごとに紹介します。
中尊寺
月見坂(つきみざか)
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数多の参詣者が歩んだ老杉が並ぶ表参道
中尊寺の参道「月見坂」は、約800メートルにわたり両側に聳え立つ300年以上の杉の巨木が織りなす表参道です。木々は江戸時代に伊達藩によって植樹されたと言われています。
参道の形は、清衡の時代から大きな変化がなく、当時の平泉の歴史をしのぶことができます。

見学時間20分。

【NEXT】現在地「月見坂」から徒歩7分で、次の「弁慶坂」に到着。

中尊寺
弁慶堂(べんけいどう)
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弁慶堂は平泉の武将・弁慶が修行した場所として知られています。弁慶堂内には弁慶像とともに、甲冑姿の源義経像も建立されています。
文政9年(1826年)に再建された弁慶堂は総檜作りで、優雅な曲線を描く屋根と、精緻な彫刻で飾られた壁面が特徴です。内部は、弁慶の武勇を讃える壁画が残されており、当時の武士道精神を感じ取ることができます。
正式名称は愛宕室でしたが、堂内に祀られている仁王立ち姿の弁慶像から弁慶堂と呼ばれるようになりました。

見学時間5分。

【NEXT】現在地「弁慶堂」から徒歩10分で、次の「本堂」に到着。

中尊寺
本堂(ほんどう)
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一丈六尺の本尊を安置した本堂
中尊寺の中心的な堂塔のひとつである本堂は、平安時代の優雅な建築様式を今に伝える国宝です。この本堂の特徴は、華麗な装飾と精緻な彫刻です。
現在の建物は明治42年(1909年)の建築で、屋根の曲線美や、壁面に施された繊細な唐草文様は圧巻です。
内部には、金箔を施した仏像や、色鮮やかな壁画が安置されており、参拝者を圧倒する美しさです。特に、本尊の阿弥陀如来坐像は、優雅な表情と優美な造形が際立ちます。

見学時間10分。

【NEXT】現在地「本堂」から徒歩3分で、次の「峰薬師堂」に到着。

中尊寺
峰薬師堂(みねやくしどう)
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目の病にご利益があるお堂
峰薬師堂は、金箔で覆われた薬師如来像を本尊に祀る堂塔です。平安時代の優雅な建築様式を色濃く残しており、まるで時を超えて現れた異世界のような雰囲気があります。
特に注目なのは、天井に描かれた華麗な曼荼羅です。金箔を施した繊細な図様は、まるで宇宙を見るような神秘的な印象を与えます。この静寂な空間で心を落ち着かせ、仏教の世界観に浸ることができるでしょう。
また、目の病にご利益があるといわれ、札所では目の絵馬や目のお守りがある珍しい堂塔です。
中尊寺の中でも、最も趣のある建物の1つと言えるでしょう。

見学時間15分。

【NEXT】現在地「峰薬師堂」から徒歩3分で、次の「讃衡蔵」に到着。

中尊寺
讃衡蔵(さんこうぞう)
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中尊寺に伝わる文化財・美術品の宝庫
中尊寺の境内にある讃衡蔵は、平安時代から大切に保管されてきた3,000点以上におよぶ仏教美術品の宝庫です。
この建物の内部には、国宝に指定された「阿弥陀如来坐像」をはじめ、中尊寺の創建に関わった僧侶の遺品や、歴代の住職が使用した仏具など、中尊寺の歴史を物語る数々の文化財が収められています。
特に阿弥陀如来坐像は、優雅な表情と繊細な彫刻が特徴で、平安時代の卓越した仏師の技術を感じさせます。

見学時間30分。

【NEXT】現在地「讃衡蔵」から徒歩1分で、次の「阿弥陀堂」に到着。

中尊寺
阿弥陀堂(あみだどう)
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縁結びを願う参拝者にも人気
阿弥陀堂には国宝の「阿弥陀如来坐像」が安置されており、その優雅な表情と繊細な造りは圧倒的な存在感を放っています。そして堂内の壁面は金箔を施した華麗な装飾が施されており、まるで仏様を包み込むように輝いています。特に、光が差し込む中で阿弥陀如来坐像が浮かび上がる様子は、まさに「浄土」の世界を彷彿とさせ、参拝者の心を洗い清めてくれるでしょう。
また、阿弥陀堂は縁結びを願う参拝者にも人気です。本尊の両隣に蔵王権現(ざおうごんげん)と大黒天(だいこくてん)が安置されており、縁結びのご利益があると評判です。

見学時間5分。

【NEXT】現在地「阿弥陀堂」から徒歩1分で、次の「金色堂」に到着。

中尊寺
金色堂(こんじきどう)
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覆堂の中にある黄金の国の象徴「金色堂」
中尊寺の金色堂は、藤原清衡が建てた阿弥陀堂です。中尊寺に残る唯一の創建当時の建物であり、須弥壇の中心には、極楽浄土の主である国宝の「阿弥陀如来坐像」が安置されています。
特に注目なのは、堂内の壁面や天井が全て金箔で覆われていることです。「皆金色」と称され、光が差し込むと、まるで金の世界に包まれているかのような幻想的な空間が広がります。
また、金色堂は平安時代の優れた仏教建築の代表作としても知られています。象牙や宝石で豪華に装飾され、蒔絵や透かし彫りなど、平安時代の仏教芸術を余すことなく体感することができます。
現在は保存のため、金色堂全体が覆堂に覆われており、ガラス越しの見学となります。

見学時間10分。

【NEXT】現在地「金色堂」から徒歩1分で、次の「経堂」に到着。

中尊寺
経蔵(きょうぞう)
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中尊寺に関する仏教経典の保管蔵
経蔵には、国宝や重要文化財に指定された数多くの仏教経典が収められています。
その中でも特に注目なのは、「平泉文庫」と呼ばれる貴重な文献群です。平泉文庫には、平安時代から鎌倉時代にかけて書写された仏教経典や歴史資料が収められており、当時の文化の粋を今に伝えています。
経蔵の内部は、木造の建築ならではの落ち着いた雰囲気に包まれています。松尾芭蕉の「おくのほそ道」には、経蔵は三将の像を残しという記述があります。まさに中尊寺の宝庫と呼ぶにふさわしい場所といえます。

見学時間5分。

【NEXT】現在地「経蔵」から徒歩1分で、次の「旧覆堂」に到着。

中尊寺
旧覆堂(きゅうおおいどう)
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600年間に渡り金色堂を守り続けた旧覆堂
旧覆堂は、風雪から金色堂を守るために、鎌倉時代に作られた建物です。5間四方のこの建物は、古くは鞘堂と呼ばれたそうです。
昭和38年(1963年)に新覆堂が建設されたため、旧覆堂は昭和40年(1965年)に現在の場所に置かれることになりました。

見学時間5分。

【NEXT】現在地「旧覆堂」から徒歩25分で、バス停「中尊寺」に到着。
    バス停「中尊寺」から

中尊寺
能舞台(のうぶたい)
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中尊寺の芸能が披露される舞台
能舞台は、中尊寺の境内に位置し、嘉永6年(1853年)に伊達藩によって建立されました。
優雅な曲線を描く屋根が特徴的で、近世能舞台としては東日本唯一とされる古い建築物です。
能舞台の舞台面は、木材を用いて丁寧に仕上げられており、伝統的な能楽の演技に適した空間となっています。また、能舞台の周囲には、見事な彫刻が施された欄干が設置されています。

見学時間5分。

【NEXT】現在地「能舞台」から徒歩25分で、バス停「中尊寺」に到着。循環バス「るんるん」10分で、「平泉駅」に到着。

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