スケートボード界の新星、堀米雄斗選手が2024年のパリオリンピックで金メダルを獲得されました。
その快挙の裏には、高い技術を支える高性能なスケートボードの存在がありました。
一体、堀米選手が使用されていたスケートボードはどのようなものだったのでしょうか。ブランドや推定総額など、その詳細に迫ってみたいと思います。
1.本記事のテーマ
- 「堀米雄斗」さんプロフィール
- スケートボードの構造
- 「堀米雄斗」選手の使用したスケートボードのブランドとモデル
2.「堀米雄斗」プロフィール
「堀米雄斗」(ほりごめ ゆうと)プロフィール
職業:プロスケートボード選手
生年月日:1990年1月7日
身長:170㎝
体重:53㎏
血液型:AB型
出身地:東京都江東区
所属:三井住友DSアセットマネジメント
主な戦歴:
・2021年東京オリンピック スケートボード男子ストリート初代金メダリスト。
・2024年パリオリンピック スケートボード男子ストリート金メダリスト
受賞:紫綬褒章受章
堀米選手は10代前半の頃からすでに国内TOPプレーヤーとして活躍されてきました。
2016年には、世界で戦うためには、本場で注目をしてもらうことが必要と考え、活動拠点をアメリカ合衆国・ロサンゼルスに移されました。
2017年にはスケートボードの世界最高峰プロツアー「ストリート・リーグ」で準優勝を果たします。その後、東京オリンピックから正式種目となったスケートボードの強化選手として選ばれました。
2.スケートボードの構造
スケートボードはデッキ、トラック、ウィール、ベアリングから構成されます。
一般的には「コンプリート制」と称される完成品を購入するケースが多いと思います。
プロは自身のパフォーマンス向上のため、厳選したパーツ選択を行っています。
- デッキ
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デッキとはスケートボードの「板」部分です。デッキにはプレースタイルにより色々な形状やサイズがあります。
- トラック
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トラックとはデッキとウィールをつなぐパーツです。基本的には「HIGH(ハイ)」と「LOW(ロウ)」の2タイプがあります。
- ウィール
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ウィールはスケートボードのタイヤ部分です。サイズは直径50mm~56mm位が標準です。直径が大きいほど1回転分の距離が長くなり、同じ回転数でもスピードが上がります。
- ベアリング
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ベアリングは、回転補助パーツでウィールの両端にある穴に組み込まれています。1つのウィールに対し2個装着し、1台のスケートボードには8個使用されています。
3.「堀米雄斗」選手の使用したスケートボードのブランドとモデル
(1)デッキ
堀米雄斗選手が使用するスケートボードのデッキブランドはApril(エイプリル)です。
パリオリンピックでは「APRIL DECK YUTO HORIGOME FUJI 2」が使用されています。
東京オリンピックで使用されたモデルは「APRIL YUTO HORIGOME FUJI DECK」でした。
(2)トラック
堀米雄斗選手が使用するトラックブランドはVENTURE(ベンチャー)です。
パリオリンピックでは「VENTURE YUTO HORIGOME V-HOLLOW LIGHT GREAT WAVE」が使用されています。
(3)ウィール
堀米雄斗選手が使用するウィールブランドはSPITFIRE(スピットファイヤー)です。
堀米雄斗選手はこの赤のタイプを使用されていますが、大会当日の路面コンディションに併せて使い分けられていると思われます。
(4)ベアリング
堀米雄斗選手が使用するベアリングブランドはAndale(アンダレー)です。
※ベアリングについては実際に使用されている部品名称は不明です。