朝倉海選手のUFCデビュー戦は、2024年12月8日にアメリカ・ラスベガスのT-Mobileアリーナで行われる「UFC 310」です。
特に、UFCデビュー戦が、フライ級タイトルマッチであり、王者パントージャに挑戦するという、異例尽くしの一戦で、海外でも大きな注目を集めています。
今回は対戦相手となる、王者パントージャがどういった選手なのか分析しました。
１．本記事のテーマ
- 「パントージャ」プロフィール
- パントージャのファイトスタイル
- パントージャがこれまでに負けた5試合の内容
２．「アレッシャンドリ・パントージャ」プロフィール
「アレッシャンドリ・パントージャ」プロフィール
職業：総合格闘家
生年月日：1990年4月16日（34歳、2024年時点）
身長：165cm （朝倉海：173㎝）
体重：57㎏
リーチ：172㎝ （朝倉海：174.5㎝）
血液型：未公開
出身地：ブラジル リオデジャネイロ
所属：ブラック・ハウス
階級：フライ級
特技：柔術、ムエタイ
スタンス：オーソドックス
戦績：33戦28勝（KO8回、タップ10回、判定10回）、5敗（判定5回）
朝倉海戦績：25戦21勝（KO13回、一本3回、判定5回）、4敗（KO3回、判定1回
３．パントージャのファイトスタイル
- 寝技とグラップリング
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パントージャはブラジリアン柔術の黒帯であり、寝技を得意としています。
関節技や絞め技を駆使して相手を仕留める能力が高く、特にサブミッションによる勝利が多いです。これまでの戦績の中で、10勝がサブミッションによるものです。 - 打撃技術
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パントージャは打撃も得意としており、ムエタイの要素を取り入れた攻撃スタイルを持っています。
パンチやキックを効果的に組み合わせて相手を翻弄し、試合の流れを自分に有利に進めることができます。 - 精神面とスタミナ
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パントージャは精神的な強さと高いスタミナを持ち合わせており、5ラウンド戦い抜く能力があります。
不利な状況でも諦めずに戦い続ける姿勢があり、これが彼の強みとなっています。 - スクランブル能力
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スクランブルとは、テイクダウンを狙う攻防や寝技から立ち上がる際の攻防を指します。
パントージャはこのスクランブル展開においても冷静に対処し、自分の有利なポジションを奪うことができるため、試合中に流れを変える力があります。
４．パントージャがこれまでに負けた5試合の内容
１．扇久保博正戦
- 日付: 2016年8月3日
- 大会名: The Ultimate Fighter: Tournament of Champions
- 結果: 判定0-3で敗北
- 試合内容: TUF24の準決勝で扇久保と対戦し、接戦ながらも判定で敗れました。この試合はパントージャにとって重要な経験となり、その後のキャリアに影響を与えました。
２．ダスティン・オーティス戦
- 日付: 2018年1月20日
- 大会名: UFC 220
- 結果: 判定0-3で敗北
- 試合内容: パントージャはフライ級ランキング10位のオーティスと対戦しましたが、試合を通じてオーティスにペースを握られ、判定で敗れました。この試合はパントージャにとってUFCでの初黒星となりました。
３．デイブソン・フィゲイレード戦
- 日付: 2019年7月27日
- 大会名: UFC 240
- 結果: 判定0-3で敗北
- 試合内容: フライ級4位のフィゲイレードとの対戦で、パントージャはフィゲイレードの攻撃に苦しみ、全体的に劣勢な展開となり判定で敗れました。この試合はファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれましたが、勝利には至りませんでした。
４．アスカル・アスカロフ戦
- 日付: 2020年7月19日
- 大会名: UFC Fight Night: Figueiredo vs. Benavidez 2
- 結果: 判定0-3で敗北
- 試合内容: フライ級7位のアスカロフとの対戦では、パントージャは接戦を繰り広げましたが、判定で敗れました。この試合もまた、パントージャにとって厳しい結果となりました。
５．ブランドン・モレノ戦（王座防衛）
- 日付: 2023年12月16日
- 大会名: UFC 296
- 結果: 判定1-2で敗北（王座防衛失敗）
- 試合内容: 再戦となったモレノとのタイトルマッチでは、接戦となりながらも判定で敗れました。この試合はパントージャにとって非常に重要な一戦でしたが、惜しくも王座防衛には失敗しました。
