- 水曜日のカンパネラ 詩羽さんってどういう人?
- これまでの芸能活動はどんな感じなの?
- 2代目のヴォーカルなの?
- 詩羽 さんってどう読むの?
- 一代目はどうして脱退しちゃったの?
今回は、『水曜日のカンパネラ』の2代目ボーカル、詩羽(うたは)さんのプロフィールをご紹介したいと思います。
2022年、『エジソン』の大ヒットで、一躍音楽シーンに登場した人気音楽ユニット『水曜日のカンパネラ』の二代目ボーカルの詩羽(うたは)さん。
刈り上げに、口元のピアス。その個性的でビビットなファッションや言動は、若者から絶大な支持を得ており、今やカリスマ的人気を誇っています。
これまでのミステリアスなオーラをまとっていた『水曜日のカンパネラ』から、詩羽(うたは)さんの個性が最大限に活かされたかされた、キャッチーなメロディが印象の新『水曜日のカンパネラ』へ大きく変貌と遂げられました。
詩羽(うたは)さんのプロフィールのほか、加入までのエピソードや、初代コムアイさんにも少し触れながら、詩羽(うたは)さんの魅力に迫りたいと思います!
1.本記事のテーマ
- 「水曜日のカンパネラ」詩羽とは
- 主な楽曲とメディア出演
- 加入までの経緯
- 初代ヴォーカル「コムアイ」さんの脱退理由
2.著者の経験
これまでの主な職歴は、人材サービス業とコンサル業での勤務です。
人材サービス業では14年間勤務し、約3,500名の求職者のみなさんへお仕事をご紹介してきました。また、コンサル業では7年間人事業務に携わり、新卒や中途採用、教育・研修などを行ってきました。
転職や就職情報のほか、面接時の雑談や、お仕事場での日常的なコミュニケーションツールとして、日々のニュースやトレンドの情報も、お伝えしていきます。
3.「水曜日のカンパネラ」詩羽とは
プロフィール
「詩羽(うたは)」プロフィール
職業:モデル、歌手
本名:詩羽(うたは)
生年月日:2001年8月9日
出身地:東京都
所属事務所:TSUBASA RECORDS
身長:152cm
趣味:ギターの弾き語り、写真撮影、絵
公式サイト:水曜日のカンパネラ OFFICIAL SITE
音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の2代目ボーカル。
「詩羽(うたは)」という名前は本名。ただし、苗字は公表していない。
1980〜90年代のレトロなデザインやファッションを好む。髪型やメイク、ピアスなど、自身の容姿にも個性を発揮している。
ポケモンの指人形(ポケモンキッズ)を収集しており、530体以上所有している
水曜日のカンパネラ(水曜日のカンパネラ OFFICIAL SITE)
- 2013年からコムアイさんを主演&歌唱とするユニットとして始動。略称は「水カン」
メンバーはコムアイさん(主演)、ケンモチヒデフミさん(音楽)、Dir.Fさん(マネージャー兼ディレクター)の3人でしたが、表に出るのは主演のコムアイさんだけでした。
2021年9月6日、コムアイさんが脱退、新しく主演&歌唱担当として、詩羽(うたは)さんが加入となり、新体制での活動がスタート。
4.主な楽曲とメディア出演
(1)主な楽曲
「シングル」
- 2021年10月27日「アリス/バッキンガム」
- 2022年2月25日「招き猫/エジソン」
「EP」
- 2022年5月25日「ネオン」
「ミュージックビデオ」
- 2021年10月27日「アリス/バッキンガム」、監督:藤代雄一郎、マイ(WARS iN CLOSET)
- 2022年2月25日「招き猫/エジソン」、監督:髙木美杜、渡邉直
- 2022年4月27日「織姫」、
- 監督:マイ(WARS iN CLOSET)
(2)主なメディア出演
「テレビドラマ」
- 最高の教師 1年後、私は生徒に■された(2023年7月15日 – 9月23日、日本テレビ) – 瑞奈ニカ 役
- トクメイ!警視庁特別会計係 第5話(2023年11月13日、関西テレビ・フジテレビ) – 塚原薫 役
- パリピ孔明 第9話(2023年11月22日、フジテレビ)
「WEBドラマ」
- 最高の生徒 3年後の僕たちは 第4話(2023年8月16日、Tver) – 瑞奈ニカ 役
- 拝啓、大人になる貴方へ(2023年9月23日・30日、Hulu) – 瑞奈ニカ 役
「映画」
- アイスクリームフィーバー(2023年7月14日) – 桑島貴子 役
「ラジオ」
- InterFM Special Program The Girls’ Festival 『おんがくひなまつり』LET’S HINAMATSURI(2022年、interFM)
- 水曜日のカンパネラ・レディオ(2022年、interFM)※『Tokyo Scene』内、6月のマンスリー
- 水曜日のカンパネラのオールナイトニッポンX(2022年9月13日(12日深夜)、2023年4月14日(13日深夜)、ニッポン放送)
「CM」
4.加入までの経緯
2021年9月6日、初代ボーカルのコムアイさんが脱退し、2代目ボーカルとして詩羽(うたは)さんが水曜日のカンパネラ加入しました。
加入前の詩羽(うたは)さんは、ファッションモデルをされていました。
高校時代は軽音楽部に所属されていました。主に男性ボーカルのコピーバンド(KANA-BOONさん、WANIMAさん、KEYTALKさん)をしており、当時はギターボーカルを担当されていたようです。
高校卒業後は進学され、日本大学芸術学部でグラフィックデザインを学ばれています。当時からファッション関連のセンスは抜群であったと推察されます。
服飾制作からセルフ撮影など、現在の活動にもつながる、芸術的なセンスを生かした活動が始められていました。
特に2020年は、自主制作動画のモデルやファッションの着用モデルをされたりと、やはりそのビジュアルを活かした活動をされていました。
そしてミスiD2021において、「アメイジングミスiD2021」「赤澤える賞」のダブル受賞を果たされます。
ミスiD(ミスアイディー、miss iD)とは?
- 講談社が主催する、見た目やジャンル、ジェンダーロールに捉われず、新しい時代をサバイブする多様な女性のロールモデルを見つけるオーディション・プロジェクト。
- 2021年は、応募者総数2676人の中から、11人のアメイジングミスiD2021が選出されました。
- 2013年の初代グランプリには、モデルの玉城ティナさんが選ばれているようです。
時期を同じくして、2021年6月、詩羽さんのInstagramを見た知人の知人による紹介を通じて、水曜日のカンパネラのマネージャー兼ディレクターにあたるDir.F(ディレクター・エフ)さんと知り合われます。
Dir.Fさんとの3度目の対談で、突然、水曜日のカンパネラの新ボーカルとしてのオファーを受け、詩羽さんはあまり深く考えず、やれるでしょ!的な感覚で加入を快諾されたそうです。
しかし、当時の詩羽さんにとっては歌手になるという選択肢は頭になかったようで、加入を快諾したあとも本当に良かったのかと、悩まれた期間があったようです。
その後、少しずつライブを重ねるごとに、ステージに立つことが楽しいと思えるようになったとインタビューで応えられています。
ケンモチさんも詩羽さんに対して、「最初の尖ってそうなヴィジュアルと、会うとニコニコ笑ってむちゃくちゃ気さくに喋ってくれるギャップに、みんなやられそうだなぁ」という印象を、最初に感じられたようでした(笑)
5.初代ヴォーカル「コムアイ」さんの脱退理由
最後に、少しだけ「水曜日のカンパネラ」初代ヴォーカルの、コムアイさんに触れてみたいと思います。
2018年6月にアルバム「ガラパゴス」をリリースして以降、ユニットとしての活動は休止状態にあった水曜日のカンパネラでした。
脱退理由については、コムアイさんのコメントが残っていました。
本当にコムアイさんも「水曜日のカンパネラ」が大好きな一人であり、その中に今後の自分に対する気持ちとの葛藤があったことが伺えます。
その中で出会った「詩羽」さん。これからの「水曜日のカンパネラ」を託せる人物に出会えたことが、ストレートに伝わるコメントです。
「水曜日のカンパネラ」さん、「詩羽」さん、そして脱退された「コムアイ」さんの、今後の活躍が楽しみです☆
プロジェクトが始まった頃、ケンモチさんがよく「水曜日のカンパネラは乗り合いバスだ」と言っていたことを思い出します。それぞれが行きたい道のりの、分かれるところまで一緒に乗っていこうと。
3人のやりたい表現は最初から少しずつ違っていて、でもとても奇妙なバランスで、違うセンス…もしくはナンセンスを内包しながらここまで来れたことは、貴重なことでした。それはひとえに、10歳ほど年上だった2人が、なぜか私を対等に扱ってくれた余裕と配慮の賜物です。
私はプライドの高い普通の大学生だったのに、歌える子と踊れる子がいるから!ということで、3人目として拾われました。結局1人だけ残り、スタートすることになったのですが、そこからはがむしゃらに活動を続けていって、記憶がおぼろげな時期もあります。
ステージの袖から、破裂しそうな気持ちをぎゅっと握りしめて飛び出していって、観客の輝きと、目が合う瞬間。全身がぞわぞわ身震いして、もう1人の自分に乗っ取られて勝手に声が出て身体が動いているような瞬間。頭でっかちだった自分を、チームとオーディエンスにたくさん解放してきてもらいました。
私はこれからも、音楽や表現と離れず、たくさんの人に出逢い人生を送っていきたいと思いますが、そういう生き方の素晴らしさを教えてもらい、最初に長い冒険を共にした仲間のことは、忘れることができません。
今までお世話になった皆さんひとりひとりにご挨拶することがかなわないですが、期待してサポートしてきてくださったみなさま、貴重なパワーのお裾分けを、本当にありがとうございました。
私は、水曜日のカンパネラとしてやってきたことに、心から満足しています。悩みながらもひとつひとつ、自分で決めて進んでこれました。
特別にきっかけがあったわけではないのですが、3年くらい前から、このプロジェクトで私が活動を続けていくのが想像できなくなりました。
自分の興味が広がり、もっと自由になりたかったです。それまでも、ずいぶん自由にさせてもらっていたけれど、これ以上、私の興味にケンモチさんやDir.Fを振り回したり、歩み寄ってもらうのではなく、水曜日のカンパネラの重心をもっと2人の方へ戻すべきだと考えるようになりました。
びっくりさせてしまったけれど、時間をかけてチームの皆さんにも理解していただきました。
私が入る前から水曜日のカンパネラという名前もあったし、ケンモチさんもDir.Fもいました。だから、私が抜けても水曜日のカンパネラは大丈夫です。
それに、詩羽ちゃんという素敵な人が入ります。
彼女は、この変わった状況でバスに乗ってくれる稀有な人です。会ってみて、すっかり彼女のことが好きになりました。彼女がきゃきゃっと笑うと、周りがぱっと照らされたみたいに明るくなる、そういう魅力のある人です。
会ったときに、私のこと気にしないで好きに変えてってほしいと伝えたけれど、それもそんなに簡単に言うなよって感じですよね。
でも詩羽ちゃんはとても頼もしくて、ここは変えていきたい、ここは変えたくない、とビジョンを向こうから話してくれて、今までの曲も歌わせてくださいって言ってくれて、本当に嬉しかった。
詩羽ちゃんの水曜日のカンパネラ、楽しみ!と思いました。
自分が歌う気がなくなってしまったことで、今までの歌が埃をかぶってしまうことは、ケンモチさんや他の作曲家に対しても、申し訳ないと思っていたので、とても救われました。
自分が住まなくなった家が、誰も住まずに鍵がかかっているよりも、誰かが改修して違った形で住み続けてくれる方が、私は嬉しいです。
発表が遅くなり、ご心配をおかけしました。