少し怖い大阪万博キャラクター「ミャクミャク」 意味と歴代万博キャラクターを比較

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大阪・夢洲(ゆめしま)で開かれる2025年大阪・関西万博(25年4月13日~10 月13日)の公式キャラクター「ミャクミャク」くん。

やっぱり、第一印象は「どこか、気持ち悪いキャラだな」という印象です(笑)。

そんな「ミャクミャク」くんは、2022年3月に公募作品1898点の中から選ばれました。赤色の部分は分裂したり増えたりする「細胞」を、青色の部分は変幻自在な「水」をイメージしています。

ネーミングには、人間のDNA、知恵、歴史などを「脈々」と受け継いでいくとの希望が込められているようです。

今回は万博まで活躍が期待される「ミャクミャク」くんの全容と、これまでの万博マスコットキャラクターをお伝えしていきたいと思います!

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目次

1.本記事のテーマ

  • ミャクミャク」くんプロフィール
  • 歴代の万博マスコットキャラクター

3.「ミャクミャク」くんプロフィール

「ミャクミャク」について

細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。
赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。
青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。
なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。
但し、姿を変えすぎて、元の形を忘れてしまうことがある。
外に出て、太陽の光をあびることが元気の源。雨の日も大好きで、雨を体に取り込むことが出来る。
開幕前から自分のことを皆さんに知ってもらい、2025年に開催される大阪・関西万博で多くの人に会えることを夢見ています。

プロフィール

「ミャクミャク」くんプロフィール

出生地:関西のどこかにある小さな湧水地。
性格:人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカをする。
特技:色々な形に姿を変えられること、雨上がりに虹を見つけること。
好きなこと:あらゆる生き物や物事と触れ合うこと。
正体:正体は不明。 赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。 青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。 なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。
モチーフ:2020年8月に決定した公式ロゴマークがモチーフになっている。名称は3万3197件の公募から決定された。岸田文雄首相は、歴史、伝統、文化、世界とのつながりを脈々(みゃくみゃく)と引き継ぐ、そういった意味が込められている愛称であると説明した。

キャラクターデザインについて

グループ名、mountain mountain(マウンテンマウンテン)。作者はデザイナー・絵本作家の山下 浩平(やました こうへい)さん。

日本国際博覧会協会(万博協会)がデザインを公募し、1898件の応募の中から選ばれました。

キャラクター愛称について

最優秀作品は同一愛称にて2名からの応募があり両名とも最優秀賞受賞者となりました。ミャクミャクくんの愛称コンセプトは2つになります。

川勝 未悠(かわかつ みゆう)さん 1984年生まれ

今まで「脈々」と受け継がれてきた私たち人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化。変幻自在なキャラクターは更にあらゆる可能性をその身に宿して、私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれるはず。そんな希望を込めて「脈々=ミャクミャク」と名付けました。またミャク=脈であり、生命そのもの。ミャクミャクという2音が続く様は、命が続いている音にも聞こえます。

作田 陽向(さくだ ひなた)さん 2002年生まれ

初めてキャラクターを見たとき、赤色と青色が動脈と静脈を連想させたため。また、万博のテーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、「脈」という言葉で表せられると思ったため。

4.歴代の万博マスコットキャラクター

1970年 大阪万博 「太陽の塔」

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太陽の塔は、芸術家の岡本太郎が制作した芸術作品であり建造物です。大阪万博のテーマ館の一部として建造され、万博終了後も引き続き万博記念公園に残されました。2018年度グッドデザイン賞受賞を受賞。2020年に国の登録有形文化財に登録されました。

塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」という3つの顔を持っています。

博覧会当時テーマ館の地下展示には「地底の太陽」といわれる顔も展示されていました。「地底の太陽」は、高さ約3メートル、全長約11メートルにもなる巨大な展示物であったとされていましたが、博覧会終了後の撤去作業から50年近く経った現在も行方がわからない状態となっています。

1975年 沖縄国際海洋博覧会 「オキちゃん」

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オキちゃんは、1975年(昭和50年)に開催された沖縄国際海洋博覧会のマスコットです。

モチーフはオキゴンドウ、バンドウイルカです。海洋博覧会のために捕獲・選抜された15匹のイルカがオキちゃんと命名され、会場内で行われたイルカショーに出演しました。本キャラクターはこのイルカを擬人化したキャラクターでした。平面画のデザイナーは亀倉雄策さんです。

1985年 つくば博覧会 「コスモ星丸

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1985年3月17日から同年9月16日まで茨城県で開催された国際科学技術博覧会・通称「つくば万博」のマスコットキャラクター。

1981年から1982年にかけて日本全国の小中学生から公募され、当時愛知県一宮市に住んでいた中学一年生の女子生徒がUFOをイメージして描いたものに、選考委員だった和田誠が仕上げを加えたものとされています。

命名される前は「ピコちゃん」という仮称でした。色は画像の様な青色と、万博中央駅(現在のひたち野うしく駅)の看板などに使用されたピンク色のものがある。また、ナムコによって制作されたロボットが万博会場に設置され、各種ミニゲームや会話などを楽しむ事ができました。

1990年 花博

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明るく親しみやすいキャラクターを一般公募。全国から9,603点の応募が集まり、3歳から90歳まで幅広い年齢層から多彩なデザインが寄せられました。漫画家の手塚治虫氏が委員長を務めるマスコットデザイン審査会で、福岡市在住のイラストレーターの作品が選ばれました。

森の中を飛ぶ花の妖精をイメージして描かれたもので、手塚委員長が補作して花の万博のマスコットとなりました。
デザイン決定後、愛称を一般公募し海外からの応募を含む29,267通の応募があり、マスコットネーミング審査会で「赤ずきんちゃん」に決定しました。

2005年 愛知万博

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2005年日本国際博覧会(通称: 愛・地球博、愛知万博)は、2005年3月25日から9月25日まで、長久手会場および瀬戸会場の2会場で開催された博覧会でした。21世紀最初の国際博覧会 (EXPO) であり、日本では1970年に開催された大阪万博以来の2回目の総合的なテーマを取り扱う大規模な国際博覧会となり、期間中の185日間で2,200万人が来場しました。

公式キャラクターは森の精「モリゾー」と「キッコロ」です。キャラクター製作はオリジナル雑貨の製造、販売を中心に、全国規模の展覧会の開催、キャラクターデザイン、絵本制作等を手がける事務所「アランジ アロンゾ」でした。

「モリゾー」は森のことならなんでも知っていて、そよ風をおこしたり、疲れている人の心に木漏れ日をとどける不思議な力を持っている心やさしい森の精です。「キッコロ」はなんでも見てみたい! やってみたい!と、元気で素直で明るくて、好奇心と行動力がいっぱいの森の精です。

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