「2024冬青春18きっぷ」使い方大変更！改悪？金券ショップ・利用日/人数等のポイントを総まとめ

2024年の青春18きっぷは、大幅なリニューアルにより利用方法が大きく変更され、その使いにくさが話題となっています。

以下に、主な変更点とその影響について詳しく説明します。

１．本記事のテーマ

２．使い方の変化

これまでのの青春18きっぷは、5日間分の利用が可能で、日付を自由に選んで使用できました。

しかし、新しいシステムでは、3日間用と5日間用の2種類が導入され、購入時に指定した利用開始日から連続して使用する必要があります。

年度	価格	利用期間	主な変更点
2022年度	12,050円	5日間
2023年度	12,050円	5日間
2024年度	10,000（3日間） 12,050（5日間）	連続する3日間 連続する5日間	１．自動改札対応 ２．複数人利用不可 ３．連続使用のみ

価格

2024年から新たに3日間用の青春18きっぷが導入され、価格は10,000円となります。

従来の5日間用は12,050円で変わりませんが、1日あたりのコストは3日間用が約3,333円、5日間用が約2,410円となり、短期間の旅行者には実質的な値上げとされています。

利用期間

2024年からは連続した3日間または5日間での利用が必須となり、以前のように隔日での利用や複数人での利用ができなくなりました。これにより、実情は旅行計画が大幅に制限されそうです。

主な変更点

自動改札機に対応することで、駅での手続きが簡素化される一方で、複数人での利用が不可能になったことが大きなデメリットとされています。

また、連続使用のみとなったため、旅行者は計画的に旅行を立てる必要があります。

３．主なメリットとデメリット

青春18きっぷの運用リニューアルについては、人員不足に伴う自動改札機対応による省人化と、効率化を図る目的があります。また、有人改札での混雑を避けることも大きな効果が期待されます。

また、実際の利用状況は1人での利用が多かったこと、使いきれず余った切符の転売（金券ショップなどでの売買）を防ぐこと、も変更目的とされます。

メリット

◇自動改札機対応
新しい青春18きっぷは自動改札機で使用できるようになり、駅での手続きが簡素化されました。
◇短期旅行向けオプション
3日間用の導入により、短期間の旅行者にも対応できるようになりました。
◇利用期間の明確
連続した日数での利用が必須となり、計画的な旅行を促進する可能性があります。

デメリット

◇複数人での利用不可
一枚のきっぷを複数人で共有することができなくなり、グループ旅行には不向きになりました。
◇連続使用の制限
以前のような飛び飛びでの使用ができなくなり、旅行の自由度が低下しました。
◇コスト増加
特に短期間の利用者にとっては、1日あたりのコストが上昇しています。