ぐるなび2024年「今年の一皿」は「うなぎ」に決定!歴代受賞も総まとめ

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食を主要テーマにした調査・研究の成果や、提言を発信する「株式会社ぐるなび 総研」は、今年の日本の世相を反映し象徴する食として、2024年「今年の一皿」として発表しました!

2014年よりスタートし今年で11回目を迎える、年末の風物詩となった「今年の一皿」です

目次

1.本記事のテーマ

  • 「今年の一皿」とは?
  • 2024年 「今年の一皿」
  • 2024年 準大賞
  • 2024年 インバウンド賞
  • 2024年 ノミネート
  • 歴代受賞大賞(2023年~2014年)

3.「今年の一皿」とは

優れた日本の食文化を、人々の記憶にとどめ、より豊かな食の未来の進化、発展につなげるために、その年の世相を反映し象徴する食を「今年の一皿」として毎年発表します。

2014年に開始し、今回で節目となる11回⽬を迎えます。

2024年「今年の一皿」では、飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」にアクセスしたユーザーの検索・行動履歴などぐるなびのビッグデータから抽出したワードをもとに、ぐるなび会員を対象としたユーザーアンケート、メディア関係者の審査を経て、下記の条件が満たされていることを確認した上で、「今年の一皿」実行委員会が承認、決定します。

(1)審査員(対象)

2024年 【審査協力】 85社 102媒体 127名

毎日新聞、東京新聞、日刊ゲンダイ、東京中日スポーツ、デイリースポーツ、毎日小学生新聞、共同通信社、時事通信社、日本テレビ放送網、テレビ東京、北海道テレビ放送、ケーブルテレビ富山、中国放送、テレビ新広島、あいテレビ、テレビ愛媛、福岡放送、日刊SPA!、女子SPA!、財界、近代食堂、外食レストラン新聞、水産界、月刊レジャー産業資料、RBBTODAY、外食ドットビズ、ananweb、学生新聞オンライン、ウォーカープラス、Food Navigation、FUNFAN、フリーランス、グルメジャーナリスト ほか

(2)審査基準

  • その年に流⾏または話題になったこと
  • その年の社会の動きと関係が深く世相を反映していること
  • ⾷⽂化の記録として後世に受け継ぐ価値があること

.2024年 今年の一皿「うなぎ」

2024年 今年の一皿「うなぎ」

【選定理由】

  • 完全養殖の実用化に向けた研究開発の進歩をはじめとし、希少資源であるうなぎを後世に遺すための動きが活発化している
  • 土用の丑の日やハレの日に食されることが多かったが、加工技術の変化や提供方法の多様化により、うなぎ専門店や取扱店舗が増加し、高級食材としての地位を保ちながらも、以前より気軽に味わえる機会が増えてきている
  • インバウンド観光客からも人気を集め、「蒲焼」という日本発祥の伝統的なうなぎの食べ方を世界へ発信する起点の年となった

.2024年 準大賞「ジャパニーズクラフトジン」

2024年 準大賞「ジャパニーズクラフトジン」

【選定理由】

  • 日本の蒸留所で製造されたクラフトジンの世界的な評価も高まっており、飲食店での取扱が増加、新たな酒文化としてブームが広がっている
  • 全国各地で地域の特色が表現されたジンが誕生し、地域活性化への兆しがみられる
  • 原料にこだわり、規格外や廃棄予定の食材を使用するなど、サステナブルな取り組みにもつながっている

インバウンド賞「プレミアムラーメン」

2024年 インバウンド賞「プレミアムラーメン」

【選定理由】

  • 高品質低価格で国民食の代表格であるラーメンが、インバウンド人気や円安の追い風を受け、日本においても価値基準が変化しつつある
  • 食材、麺、スープなどに付加価値をつけ、他店と差別化を図るラーメン店が増加している
  • 事前予約や優先入店の制度を導入するなど、店舗運営の形態が多様化している

ノミネート

2024年 ノミネート「アサイーボウル」

【選定理由】

  • コスパやタイパを意識するデジタルネイティブ世代にとって、健康的な食材を手軽に摂取できるメニューとして、健康志向の若者を中心に人気が高まり、第二次ブームを迎えた
  • 自分好みにカスタマイズでき、彩りが鮮やかで写真映えするスイーツとしてSNSで注目されている

8.過去の「今年の一皿®」(2023年~2014年)

2023年

2023年「今年の一皿」

ご馳走おにぎり

  • 準大賞:米粉グルメ
  • 食のポシビリティ賞:陸上養殖魚
  • ノミネート:ホタテ

2022年

2022年「今年の一皿」

冷凍グルメ

  • 特別賞:乳酸菌飲料
  • ノミネート:ガチ中華、プラントベースフード

2021年

2021年「今年の一皿」

アルコールテイスト飲料

  • ノミネート:昆虫食、マリトッツォ、ミールキット

2020年

2020年「今年の一皿」

テイクアウトグルメ

  • ノミネート:シャインマスカット、代替肉、ノンアルコールドリンク

2019年

2019年「今年の一皿」

タピオカ

  • 準大賞:発酵食メニュー
  • ノミネート:スパイスカレー、チーズグルメ

2018年

2018年「今年の一皿」

鯖(さば

  • 準大賞:しびれ料理
  • ノミネート:高級食パン、国産レモン

2017年

2017年「今年の一皿」

鶏むね肉料理

  • 準大賞:強炭酸ドリンク
  • 急上昇ワード賞:チーズタッカルビ
  • ノミネート:日本茶スイーツ、フォトジェニックサンドイッチ、Neo日本酒

2016年

2016年「今年の一皿」

パクチー料理

  • 準大賞:日本ワイン
  • 特別国際賞:シュラスコ
  • 特別賞:こうじ甘酒、進化系餃子、ローストビーフ丼

2015年

2015年「今年の一皿」

おにぎらず

  • その他各賞
  • スーパーフード、なまずの蒲焼、のどぐろ、クラフトビール、ジャパニーズウイスキー

2014年

2014年「今年の一皿」

ジビエ料理

  • 今年の食材:うなぎ
  • 今年の食流:高級かき氷
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