カメムシの完全な捕まえ方!匂いを出させず、手を汚さない方法を解説

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「カメムシ注意報」全国で続々と発令されています。

兵庫県の観測値(朝来市、加西市、南あわじ市)では一昨年の31倍、香川県の観測地(坂出市)では例年の94倍のカメムシが観測されています。もう、異常を超えた数値ですね💧

大発生の原因は温暖化です。冬が高温化したことで、越冬して冬を生き延びる個体が増加していることが、カメムシの発生率増加の要因としてあげられます。

カメムシの寿命はおおよそ1年半であり、この短い生涯のうちに何度も産卵することが知られています!カメムシは前年に生まれ、越冬を経て、梅雨の前後(5月下旬〜8月)にかけての産卵を繰り返します。

農作物への被害など大きな問題がありますが、私たちが身近に感じる問題は何といってもあの「悪臭」です。

今回は、カメムシを見つけた場合に、手を汚さず、そして悪臭を出させないように捕まえる方法をお伝えします!

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目次

1.本記事のテーマ

  • 「悪臭をださせない」カメムシの捕まえ方
  • カメムシを寄せ付けないための予防対策
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.「悪臭をださせない」カメムシの捕まえ方

カメムシの駆除方法は様々方法があります。私の長年の経験も踏まえ、代表的なカメムシの駆除方法をお伝えします。

カメムシの悪臭を出させず捕獲する最も安全な方法

田舎暮らしの長い私も経験から実践していた方法ですが、なんと言ってもこの方法が最優秀捕獲方法に間違いはありません(笑) いまだに田舎ではこの方法が行われています。

それは、言わずと知れた「ペットボトル」による捕獲です。

仕組みは簡単です。ペットボトル容器の飲み口下の部分を切り取り、切り取った部分を逆さまに貼り付けます。そして水を3~5㎝ほど中に入れ、選択洗剤を混ぜます。これを数か所に設置します。そうすると、勝手にカメムシが入っています(笑) ゴキブリホイホイのような感じです。

この方法は待ちの戦術ですが、攻めの戦術としては、カメムシを発見した場合、カメムシをペットボトルの口でふさぎます。
すると、カメムシは本能から柱や天井につかまっている手足を離し、ペットボトル内に落下します。

捕獲したカメムシは、袋に入れて捨ててください。これだけで手も汚れず、そして悪臭も出させずに簡単に捕まえることができます。

さらに、これは高い能力と経験値が必要な技ですが、実家がある田舎のレベルの高い戦士(おばあちゃん達)は、捨てて良い適当な容器(紙コップや、ワンカップの瓶など)に水を入れ、割りばしでささっとカメムシを掴み容器に入れて捕獲します。
さも、食卓でおかずをつまんでいるような、ふつーの感じです!カメムシも気が付かないほとのフェザータッチがなせる技です(笑)

その他のカメムシの捕獲方法

代表的なカメムシの捕まえ方
  • ティッシュで覆う
    刺激しないようにティッシュでカメムシをやさしくつかんんで逃がす方法です。ティッシュで持ち上げた後すぐに、ビニール袋などに入れるとより安全です。
  • ガムテープで捕獲する
    ガムテープの粘着でカメムシを捕獲します。厚紙などでカメムシをすくい、ガムテープの粘着にそっと張り付ける方法もグッドです。
  • 牛乳パックを使用して捕獲する。
    ほぼペットボトルと同様ですが、容器を作る手間的にはこちらの方が楽かもしれませんね。
  • 殺虫剤を使用する
    お金はかかりますが、殺虫剤を使用するのも効果的です。最近は凍結タイプのスプレーがあり、瞬時に凍結させてしまうタイプもあります。
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3.カメムシを寄せ付けないための予防対策

代表的なカメムシの駆除方法を紹介してきましたが、ここからは寄せ付けないための予防方法を紹介します。

私はヘビ以外は比較的大丈夫ですが、カメムシと遭遇して倒れそうな方は、是非実践してください!家に入れない予防をすることが重要ですね。

すき間テープで侵入経路を防ぐ

カメムシはなんと2mm程度の隙間があれば家内に入り込んでしまいます。侵入を防ぐためにはわずかな隙間もしっかりと防ぐことが重要です。

特に網戸や窓のサッシ、ドアやシャッターなどの隙間は、100円ショップやホームセンターなどで購入できる隙間テープで対策しましょう。

カメムシ用の虫よけグッズを使用する

カメムシを寄せ付けないために、専用の忌避剤が多く販売されています。スプレータイプのほか、設置タイプや電撃による殺虫灯などもあります。

カメムシが集まりやすい玄関や壁などに事前に対策することで、そもそも寄せ付けない環境を作ることも効果的です。

ミントなどハーブの鉢植えを置く

ミント系の香りは比較的害虫が嫌う代表的な香りです。カメムシのほか、ゴキブリなどの他の害虫も寄せ付けない効果があります。

上記の人工的な防虫アイテムと同様の効果が期待できます。

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