・転職サイトはどこがいいの?
・みんな何社くらい登録しているのか?
・有料版の転職サイトもあるけれど登録したほうがよいのか。
・登録が面倒。簡単に登録できるコツはないのか。
・聞いたこともないエージェントから突然連絡がきた。どうしたらいいのか。
今回はこうした疑問にお応えしていきたいと思います。
転職サイト選びはとても重要です。
今回は、私自身がこの10年間の転職活動で、実際にとてもお世話になった5社を中心にご紹介したいと思います。
私は本当のヘッドハンターが目をつけるような人材ではありません。私と同じような一般的な方が転職を考える際に、参考にしていただければと思います。
1.本記事のテーマ
1.転職会社(転職サイト)について
2.転職サイトへの簡単な登録の仕方
3.私が本当にお世話になったおすすめの転職サイト5社
4.併せて登録したいおすすめの補足情報サイト
2.著者の経験
これまでの主な職歴は、人材サービス業とコンサル業での勤務です。
人材サービス業では14年間勤務し、約3,500名の求職者のみなさんへお仕事をご紹介してきました。また、コンサル業では7年間人事業務に携わり、新卒や中途採用、教育・研修などを行ってきました。
3.転職会社(転職サイト)について
(1)転職会社のタイプ
まずは転職会社のタイプを知りましょう。
転職会社の収入源は、おおきく以下の3つに分かれます。
②求職者から情報登録をいただいて、その登録情報をもとに、求人企業に対して人材を紹介し、紹介料収入を得るタイプ。
紹介した人材が無事採用されると、採用した企業はその方の想定年収の約30%程の紹介料を支払います。成功報酬タイプです。
ここは少し注意が必要です。知名度もなく、求人内容に信ぴょう性が低いエージェントもおりました。安易に履歴書や職務経歴書などの情報は送らず、インターネットなどで情報を収集して対応しましょう。
大別するとこのような形ですが、グループ会社として情報を共有することで、①と②がミックスされた会社も多くなりました。このタイプはとても便利です。
(2)企業が転職会社(転職サイト)を利用する際のコスト
少し目線を変えて、採用企業側のコスト視点で考えてみましょう。
何人面接しようと、何人採用しようと、かかるコストは当初に支払った求人広告料だけです。
逆をいうと、企業は何人紹介を受けようと、採用に至らなければ一切コストがかかることはありません。
ただし、採用に至った場合、企業は転職会社(エージェント)に紹介料を支払います。この紹介料が概ね、採用となった人材の年収の約30%の金額になります。年収500万円とすると、支払紹介料は150万円になります。よって、企業は求人広告を掲載してきてくれた応募者の中から採用ができれば、コスパが良いという結果になります。
4.転職サイトへの簡単な登録の仕方
ここは、とてもとても簡単です!
これまでに頑張って書き上げていただいた職務経歴書をコピペするだけです。私は1サイトの登録は10分程度で終わります。
詳しくは、これまでの記事をご覧ください。
5.私が本当にお世話になったおすすめの転職サイト5社
ここは忖度なく、私自身が実際に10年間の中で、実際にとてもお世話になった転職サイトを書きたいと思います。全てのみなさんに当てはまるものではありませんが、率直な感想です。
私は以下の5社を併用することで、実際の応募数を確保し、市場観を十分に把握しながら転職活動を進めることができました。
何かゲームのチーム編成みたいですが、私はこのパッケージがベストでした。
(1)第1位 マイナビ転職
【私のおすすめポイント】
・実際に紹介を受けた件数は、実感値では他社と比較して一番多かった。
・掲載求人に応募した際、企業内NG(マイナビ内NG)が少なく、直接企業とやり取りができる数が圧倒的に多かった。
・応募=企業への紹介が多いため、必然的に面接機会も圧倒的に多かった。
(2)第2位 doda(デューダ)
【私のおすすめポイント】
・他社にない求人(マイナビ、リクナビと重複しない)の掲載が多くあった。
・マイナビ同様、企業内NG(マイナビ内NG)が少なく、直接企業とやり取りができる数が圧倒的に多かった。
・専属の担当者がついてくれるため、状況に応じた求人を直接メールで紹介いただけた。ここは会話をするほど、自身の状況を理解いただくことができ、マッチする求人について個別にメールを頂けるようになった。
(3)第3位 リクナビNEXT、リクルートエージェント
【私のおすすめポイント】
・求人件数は多く、幅広く網羅されていた。
・両方に登録することで、グループ内で情報が共有され、両方の求人を一括に管理できた。
・リクルートエージェントは専属の担当者がついてくれることで、客観的なアドバイスを受けられた。
・担当の評価制度や、定期的な担当替えあり、偏った紹介に至らない対策が取られていた。
・担当者によりレベル感に差はあるが、私が担当いただいた方のアドバイスは的確で、久しぶりに怒られながら指導を受けた(良い意味です!)
(4)第4位 indeed
【私のおすすめポイント】
・様々な求人サイトからのリンクサイトのため、幅広く多くの求人をみることができる。
・求人市場の全体動向を把握することができる。
・オプションを利用しない限り無料で求人掲載ができるため、他にない求人を発見することができる。
・登録をしていない転職サイト、エージェントの求人も網羅的に把握することができる。
(5)第5位 ハローワーク(NET版)
【私のおすすめポイント】
・地元企業を中心に、転職サイトにはない求人が多く掲載されている。
・ハローワーク内での応募者選考はないため、企業への直接応募と同様であり、面接率が高い。
・現在はWEBで閲覧が可能なため、以前のように実際に足を運ばなくとも情報を得ることができるようになった。
・稀に大手企業の求人もあり。Indeed同様コストがかからないため、コストをかけたくない企業求人がある。
6.併せて登録したいおすすめの補足情報サイト
上記の転職サイトと併せて、私は以下の口コミサイトを利用していました。あくまで口コミサイトなので、内容の鵜呑みは厳禁です。
皆さんが以前に勤めていた会社を確認してみてください。おそらくコメント内容にバラツキがでていると思います。
私の使い方としては、書類選考を通過し、面接の前に見る機会が多かったと思います。
併用としておすすめはしているものの、書き込まれている方の属性(正社員、非正規社員)や、部署、年収などを参考にコメントを精査してください。
最新のコメントだけ見るようにしましょう。会社は生き物なので、数年前までブラック企業と称されていた会社が変革し、一変してホワイト企業化しているケースも多くあります。その逆もあります。
(1)おすすめの転職口コミサイト
両社も国内最大級を表記しておりますが、遜色なく投稿者による企業内部の情報について、口コミを通して確認することができます。
①openwork
国内最大級の社員クチコミ数を有する、転職・就職のための情報プラットフォーム。
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