反町隆史さんは、日本を代表するイケおじ俳優であり、男も惚れてしまう俳優です!反町さんのキャリアは、ちょい悪のヤンチャ役から落ち着いた大人の男まで、幅広い役柄を演じ分けることで築かれてきました。
特に、2024年には木曜ドラマ「グレイトギフト」(テレ朝系)で主演を演じ、2022年には日曜劇場「オールドルーキー」(TBS系)への出演、「今どきの若いモンは」(WOWOW)で“究極の上司”を演じるなど、活躍は衰えを知らず、多くの人々を魅了し続けています。
50歳を迎える節目の年を経て、改めて反町さんの魅力を振り返ることができます。内から輝く魅力で主演を獲得し、渋いイケオジ俳優としての地位を確立している反町隆史さん。
今回はその中でも、デビュー直後から反町さんの代名詞となった「GTO」主演までの作品を紹介したいと思います。
私は反町さん世代なので、本当にドラマ名を見ただけで、映像とともに自分の若い頃を思い出してしまいます。
今の渋さの原点となる、若い頃の反町さんの魅力をお伝えしていきたいと思います。
1.本記事のテーマ
- 「反町隆史さん」プロフィール
- 代表ドラマ作品の紹介
2.「反町隆史」さんプロフィール
「反町隆史」さんプロフィール
職業:俳優、歌手
本名:野口 隆史(のぐち たかし)
生年月日:1973年12月19日
身長:181cm
趣味:バスフィッシング、音楽鑑賞
血液型:AB型
出身地:埼玉県浦和市
所属:研音
配偶者:松嶋菜々子
主な出演ドラマ:『毎度ゴメンなさぁい』、『未成年』、『バージンロード』、『ビーチボーイズ』、『GTO』、『Over Time-オーバー・タイム』、『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』、『ダブルスコア』、『ドリーム☆アゲイン』、『八重の桜』、『相棒』、『リーガル・ハート』、『オールドルーキー』、『グレイトギフト』
主な出演映画:『13階段』、『男たちの大和/YAMATO』
『蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜』、『交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦』、『座頭市 THE LAST』、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』、『相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断』
公式サイト:反町隆史オフィシャルサイト (ken-on.co.jp)
反町隆史さんは、1973年11月19日生まれの日本の俳優であり、1990年代から活躍を続ける人気俳優のお一人です。
反町さんのキャリアの始まりは、知る人ぞ知る実はジャニーズJr.のユニット・平家派でした。光GENJIのバックダンサーを務めており、当時は本名の野口隆史で芸能活動をされていました。
1990年代初頭、16歳の頃にはにモデルとしての活動が始まりました。その魅力的な外見と独自のカリスマ性で注目を集め、パリ・コレクションにも出演され、やがて俳優へと転身されました。
1994年に所属事務所を研音に移籍してからは俳優として活躍されました。
この時に現在の芸名である反町隆史に改名されました。
芸名の由来は龍反町で、研音の社長が「龍のような男になれ」という願いを込めて名付けられたと言われています。
俳優デビューと初期の活躍
反町隆史さんの俳優デビューは、1994年7月に放送されたテレビドラマ『毎度ゴメンなさぁい』でした。保阪尚輝さん、松雪泰子さん主演の人情ホームコメディでした。
反町隆史さんは、このドラマで高田裕二役を演じました。高田裕二は高田家の次男で、一也の仕事を手伝うべく、入学した大学を勝手に退学してしまった男性でした。
ブレイクスルー
1997年には「ビーチボーイズ」に出演し、同世代の若者だけでなく幅広い層から支持されるようになります。
このドラマでの自由奔放で爽やかな演技は、多くの視聴者の心を捉えました。そして、1998年に放送された「GTO」での主演は、彼のキャリアにおける最大のブレイクスルーとなりました。
この作品で彼が演じた鬼塚英吉役は、反町隆史の代名詞とも言える存在となり、彼の俳優としての地位を不動のものにしました。
現在に至るまで
その後も、数多くのテレビドラマや映画に出演し、幅広い役柄を演じ分けてきました。俳優としての幅を広げるとともに、その演技力はさらに磨かれていきました。
プライベートでは、1999年に女優の松嶋菜々子さんと結婚し、二人の子供に恵まれています。
反町隆史さんは、若い頃からのブレイクスルーを経て、今日に至るまで日本のエンターテイメント業界で活躍し続ける名俳優です。反町さんのこれまでのキャリアは、確かな演技力と人々を惹きつける魅力に支えられています
2.代表ドラマ作品の紹介
(1)毎度ゴメンなさぁい (1994年)
「毎度ゴメンなさぁい」は、1994年に放送された反町隆史さんの俳優デビュー作です。
ドラマの概要
緑区郊外。ある新築の一軒家に沢野4姉妹の次女・三女・四女の3人が引っ越してきました。
新生活への期待もつかの間、新築の家にあちこち不具合が生じた。次女の沢野桜(松雪泰子さん)は、怒りの矛先を施工主の高田工務店(高田一也:高田家の長男、保阪尚輝さん)に向けます。しかも偶然にも、その高田工務店は沢野家の隣でした。かくして、沢野家と高田家との、果て無きお隣同士が繰り広げるドタバタ人情コメディーが始まります。
主な出演者
松雪泰子さん、保阪尚輝さん、森川由加里さん、反町隆史さん、雛形あきこさん、他
反町隆史さんの役柄
高田裕二(高田家の次男)を演じました。一也の仕事を手伝うべく、入学した大学を勝手に退学してしまいます。
(2)バージンロード(1997年)
1997年に放送された『バージンロード』は、若くして父親を亡くし、母子家庭で育った主人公の成長と恋愛を描いた作品です。
反町隆史さんは、このドラマで主人公を演じ、その繊細な演技が高く評価されました。
ドラマの概要
桜井和美(和久井映見さん)は男手一つで育ててくれた父に内緒で仕事を辞めてしまいました。そして、ジュエリーデザイナーを目指すべくアメリカに留学したいと父・光に話しますが猛反対されてしまいます。
反対を押し切ってアメリカへ飛んだ和美はその後、ジュエリーデザイナーの東城亘に恋をし妊娠をしました。しかし、男性は所帯持ちであることが判明し、妊娠を告げぬまま別れてしまいました。
そんなある日、光が危篤との知らせを受け、和美は帰国することになります。具合が悪かった和美は成田行きの機内で隣の男性・吉見薫(反町隆史さん)に嘔吐してしまいます。
以前、留学先で恋をした男性を紹介すべく、「次に帰国するときは婚約者を連れて行く」という旨の手紙を出していた和美は父を安心させる為、薫に一晩だけ偽の婚約者になって欲しいと頼みます。
実は、光はポリープの切除の際バリウムを大量に飲まされ気絶したのを危篤と誤って連絡されてしまっただけでした。帰宅した和美は、ピンピンしている上に婚約者を連れて来たことに怒り出す光を見て憤慨します。
そんなとき、和美は再び気分が悪くなり倒れこみます。薫は、「飛行機に乗っているときから具合が悪くて。」と話すと、それを聞いた蔦森美知につわりではないかと指摘され、薫と光は初めて和美の妊娠を知ります。和美は倒れこみながらも子供を産むと宣言する。
その夜、和美は全てを薫に話し、薫は偽の父親役を続けることを決めます。
主な出演者
反町隆史さん、和久井映見さん、宝生舞さん、寺脇康文さん、北原雅樹さん、古尾谷雅人さん、他
反町隆史さんの役柄
本作のもう一人の主人公で、フリーのルポライター吉見 薫を演じました。
幼い頃に母親に捨てられ施設で育っているせいか、年齢以上に達観したような部分があります。和美に偽の婚約者になって欲しいと頼まれ、最初は断ったものの興味本位で引き受けます。
そして、桜井家の温かさと、壁にぶつかってもまっすぐ生きる和美に徐々に惹かれていきます。
後にエルサルバドルに行くこととなりますが、テロに巻き込まれで帰国。帰国後、和美と再会し、プロポーズをします。そして和美と結婚し、1児の父になります。また、和美と結婚したことに伴い、光が義理の父親となって、24年の人生の中で初めて「お父さん」と呼べる人ができました。
(3)ビーチボーイズ(1997年)
1997年夏に放送された『ビーチボーイズ』は、夏の海を舞台にした青春ドラマで、反町隆史さんと竹野内豊さんがダブル主演を務めました。このドラマは、自由奔放な生活と恋愛を楽しむ若者たちの姿を描き、多くのファンを魅了しました。
ドラマの概要
女に捨てられ、行き場を失った桜井広海(反町隆史さん)。大企業総和物産に勤める鈴木海都( 竹野内豊さん)はミスでプロジェクトを潰してしまい、仕事から外されてしまいます。出会うはずもないようなこの男2人が、しばしの休息を求めて海の見える地へと向いました。遭遇した2人が辿り着いたのは、寂れた民宿ダイヤモンドヘッド。
そこで出会った男2人が、友情を育んでいきます。
人生の頼れる先輩、だけど堅物そうに見える初老の経営者・和泉勝(マイク眞木さん)と孫娘・真琴(広末涼子さん)がきりもりする民宿に転がり込んだ広海は、強引にバイトを決め込み、海都はマイペースに休日を過ごし始めます。広海の何事にも脳天気で、行動的なペースに次第に海都がはまり始めた頃、勝は民宿をたたむことを告げる。勝の決心は固そうでした。
そしてまた、別々に東京に戻っていく2人の男。取り残されたような真琴。この時、勝はすでに真琴を東京にいる母のもとへ行かせることを決めていたのでした。
夏の海を舞台にした青春ドラマとして、友情、恋愛、自己発見など、若者たちの成長を描いたストーリーが心を打ちます。
主な出演者
反町隆史さん、竹野内豊さん、広末涼子さん、マイク眞木さん、稲森いずみさん、山本太郎さん、他
反町隆史さんの役柄
本ドラマの主人公。能天気でお調子者でスケベでいい加減な楽観主義者。いわゆるチャラ男だが、内面は繊細な一面を持ち、人の知らないところではかなり気を遣うところもあります。
民宿「ダイヤモンドヘッド」に来る以前は原富士子( 辻香緒里さん)付き合っており、彼女の元でヒモ暮らしをしており、料理の腕はかなり上手でした。愛車はルノー・4キャトル。ガソリンを少なく入れる悪癖があるため、しばしばガス欠を起こして、海都他同乗者によく迷惑をかけることがありました。
(4)GTO(1998年)
1998年に放送された『GTO』は、不良教師・鬼塚英吉を主人公にした学園ドラマで、反町隆史さんが演じる鬼塚英吉の熱血教師としての姿が多くの人々に感動を与えました。反町隆史さんの代表作とも言える作品です。
ドラマの概要
元暴走族のリーダーで昔湘南に君臨した鬼塚英吉(反町隆史さん)は湘南の高校を中退後、大検を受け三流大学の優羅志亜(ユーラシア)大学に入学し、7年かけて卒業しました。
彼は高校教師になるのが夢。しかし実際は教育に情熱を持っているわけではなく、ただ単に教師になりたいというだけで、その理由も、女子高生とつき合うことができ、楽しく生きられるといったものでありました。そんなある日、鬼塚が普段通りにアルバイトをしていると鬼塚の親友で警察官をしている冴島龍二(藤木直人さん)が私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを持ってきます。千載一遇のチャンスとなった鬼塚は応募し聖林学苑の面接に向かうが、面接官の内山田ひろし教頭(中尾彬さん)と学年主任の中丸浩司(近藤芳正さん)からは邪険な扱いをされた挙句、退学させられた生徒に対する内山田の態度に腹を立て、回し蹴りを食らわします。
しかし、無茶苦茶だが規則よりも「人として大切なもの」を優先する彼の行為に武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきら(白川由美さん)が目をつけ、ある事情を鬼塚に明かして採用する。
その事情とは、武蔵野聖林学苑は伝統ある自由な学苑だと思われているが、内情は、イジメ・登校拒否・暴力などにとどまらず、教師たちについても様々な問題を抱えていることでした。そこで、このような現状を打ち破れる教師として鬼塚に期待し、彼を非常勤として採用することになりました。
桜井は、この無茶苦茶な鬼塚が様々な問題に真っ向からぶつかり、体当たりで解決してくれることに一縷の望みを託したのでした。
『GTO』は、教育現場の問題に光を当て、教師と生徒の関係、教育のあり方について考えさせる作品として、多くの視聴者に影響を与えました。
主な出演者
反町隆史さん、松嶋菜々子さん、中尾彬さん、白川由美さん、近藤芳正さん、小栗旬さん、窪塚洋介さん、藤木直人さん、他
反町隆史さんの役柄
本ドラマの主人公。2年4組の担任で担当教科は日本史科。通称は「GTO」(Great Teacher Onizuka)。
暴走族の元リーダーで、神奈川の暴走族2,000人を1人でまとめ上げたという伝説を持つ。好きな女性芸能人は広末涼子さん、松たか子さん。
親友の冴島龍二が持ってきた私立高校武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを見て、それに応募します。面接当日のメチャメチャな振る舞いから不採用にされそうになるも、その姿を見た武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらにより、様々な問題を抱える聖林学苑の解決と未来を託され採用されることになります。
結託して教師を脱落させるためのイジメをしている2年4組の担任となり生徒から嫌がらせを受けるが、彼らの抱えている苦悩や学苑全体を巻き込むトラブルと向き合い、自分を忌み嫌う内山田を筆頭とする教職員たちの様々な攻撃を突破してゆく中で、生徒たちからの信頼と人望、そして冬月からの信頼も徐々に得ていきます。