氷川きよしさんは、2022年の紅白歌合戦を最後に歌手活動を休止していましたが、2024年の紅白歌合戦に特別企画枠で出演します。
氷川さんは男性として知られていますが、2022年からは「KIINA.（キーナ）」という名前でも活動を開始し、ジェンダーにとらわれない表現を追求しています。
アーティストとして新たなステージに突入した氷川きよしさんについて、これまでの疑問点を整理しました。
１．本記事のテーマ
- 氷川きよしさんの性別、性転換手術の有無
- KIINAと氷川きよしの名称
- 氷川さんジェンダーアイデンティティについての発言
- 2024年紅白歌合戦出演のコメント
２．氷川きよしさんの性別、性転換手術の有無
氷川きよしさんは、性別についても注目されていますが、彼自身は性転換手術を受けたという情報はありません。
氷川さんは自らの性別を男性としつつも、女性的な表現やスタイルを取り入れることで、多様なアイデンティティを表現しています。
このようなアプローチは、彼の音楽やパフォーマンスにも反映されています。
３．「KIIINA」と「氷川きよし」の名称
「KIIINA」（キーナ）という名前についてですが、これは氷川きよしさんが自身の新たなアーティスト名として使用しているものです。
氷川さんは2020年から性別表現を変え、より自由な自己表現を追求するために「KIIINA」（キーナ」という名前を使い始めました。この名称の使い分けは、氷川さんのアーティストとしての新たなステージを象徴しています。
４．氷川さんジェンダーアイデンティティについての発言
氷川さんは「ありのままの姿でいたい」と語り、ジェンダーを超えた自己表現を追求していますが、具体的に「オネエ」や「ゲイ」といったラベルを、自らに当てはめることはしていません。
2019年には「ジェンダーレス」であることを公表し、性別の枠にとらわれない生き方を選択したと述べています。
このカミングアウトは、彼が自分自身をより自由に表現するための重要なステップでした。
氷川さんは「男らしく生きてほしいと言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……」と語り、社会からの期待に対する苦しみを明かされました。
2024年には新たな事務所「KIIZNA」を設立し、自身の音楽活動を再開しました。
この復帰公演では、彼が演歌とポップスの両方で自己表現を行う姿が強調され、「氷川きよし」としてのアイデンティティと、「KIIINA」としての新たな挑戦が融合した形でパフォーマンスが行われました。
５．2024年紅白歌合戦出演に際してのコメント
このたび、第75回NHK紅白歌合戦に出場させていただくことになりました。ありがとうございます！
応援してくださるたくさんの皆様に心から深く感謝申し上げます。
2年前、最後に出場させていただいた時、「また、必ず帰ってきます」と言いましたが、「帰って来られないかも」と思っていたところがあったので本当に嬉しいし、こうしてまた出場させていただけることはありがたいなと思っています。 ここまで生きて歌ってこられたのも、ファンの皆様、そして、支えてくださるスタッフ、関係者の皆様のおかげです。一人の力では何もできません。その真心に応えられるように、復活して初めてのテレビ生出演での歌唱ですので、精一杯歌わせていただきます。
一人でも多くの方に観ていただいて、これからの人生の生きる力を少しでもお送りすることができたらいいなと思っております。
テレビの前での応援を何卒よろしくお願い致します。
