X(旧Twitter)のCTO(最高技術責任者)のイーロン・マスク氏は9日、今後「ハッシュタグ機能」について廃止する方向を検討していることを示唆しました。
これまでも就任から多くの改革で話題が尽きないマスク氏です。。
そんなマスク氏の改革も振り返りながら、今回のニュースの触れてみたいと思います!
X(Twitter)ファンとしては寂しいような、ドキドキするような、複雑な感じですね(笑)
1.今回のテーマ
- ハッシュタグ廃止の背景
- ハッシュタグの廃止時期は?今後の見通しは??
- ハッシュタグとは??
- 買収後のイーロン・マスク氏の改革
2.著者の経験
これまでの主な職歴は、人材サービス業とコンサル業での勤務です。
人材サービス業では14年間勤務し、約3,500名の求職者のみなさんへお仕事をご紹介してきました。また、コンサル業では7年間人事業務に携わり、新卒や中途採用、教育・研修などを行ってきました。
3.ハッシュタグ廃止の背景
マスク氏は廃止する理由について以下のことを述べています。
- キーワードやフレーズで十分に分類可能である
- フェイクニュースや、デマの拡散につながる可能性がある
- 「悪質ボットの撲滅」に有効である
- 本文を上回る大量のタグが付与される投稿がある
X(旧Twitter)がハッシュタグを廃止することについて、いち早く報じたX News Dailyのアンケートでは賛成が40%、反対が55%という市場の声でした。
4.ハッシュタグの廃止時期は?今後の見通しは??
具体的な日程はまだ正確に発表されていませんが、2024年1月以降になる見通しのようです。
ハッシュタグ廃止後の情報もまだ未定ですが、ユーザーからの問い合わせにフィードバッカ―や、信頼できる何かほかの機能を入れてほしいとの声には、前向きな反応があったようです。
このことから、ハッシュタグ廃止にあたっては、代替する実用的な新機能が導入される見込みは高いと感じられます。
5.ハッシュタグとは??
ハッシュタグはSNSの投稿に対する“タグ”として利用されます。
よくSNS上でみられる「#(ハッシュマーク)」のことを意味しています。
ハッシュタグがついていることにより、目的とする単語を併せて検索することで、同じキーワードが入った投稿やユーザーを検索することができます。
たとえば、イーロンマスク氏に関する記事を調べたい場合などは、「#イーロンマスク」という形で検索することで関連した投稿などを瞬時に検索することができます。
また、自身の投稿やプロフィールにハッシュタグを入れることで、逆にそのワードでの検索対象になります。
6.買収後のイーロン・マスク氏の改革
アメリカの著名実業家、イーロン・マスク氏は電気自動車メーカー「テスラ」のCEO(最高経営責任者)として知られています。
2022年に入ってからは、アメリカ・ツイッターへの資本参加を加速。その後、10月に完全買収のうえCEOに就任し、非上場のオーナー企業となりました。
X(Twitter)買収後から、これまでの経過を簡単にまとめてみます!
賛否両論あると思いますが、すごいですね、
買収当時は8,000人ほどいた従業員が、2023年4月現在、1,500人まで人員を削減。
Twitterの収入源の多くは広告に依存していました。
ビジネスモデル改革のため、このメイン収入である広告収入の割合を50%以下にすることを明言し、改革を進めています。
広告収入に代わる収入源として、有料の公式承認バッジ(青バッジ、金バッジ、グレーバッジ)を導入しました。
個人は青バッジが対象で、一定の月額料金を支払うことでプレミアムサービスを受けることができます。
不適切な偽情報の撲滅のため、アカウントの凍結や基準の公開を進め、アルゴリズムの可視化を進めています。
ハッシュタグ廃止も含め、言論の自由については買収当初から掲げられていた目標でした。